霊牌がケナフになりました

宇治別格本山では、平成19年年3月から、
先祖供養、流産児供養で使用する「霊牌」(れいはい)が、
“ ケナフ素材 ” になりました。



ケナフとは、熱帯に育つ、
ハイビスカスの仲間(アオイ科フヨウ属)の“草”で、
近年、木材を使わない「紙の原料」として
注目されている植物です。

半年で3,4メートルにもなる生長の早い草で、
茎は直径3センチ。
この茎の繊維が、紙の原料になるのだそうです。

エコロジーペーパー “ ケナフ ” を使った
新しい霊牌の肌触り?は・・・ というと、
前のスベスベした霊牌と比べると、
少し素朴な感じがします。
若干、画用紙っぽいというのでしょうか。



宇治別格本山では、毎年8月17日18日19日に、
宝蔵神社「盂蘭盆供養大祭」という
先祖供養の大きなお祭りが行われます。

18日に行われる「招霊祭」では、
全国から集まったこの「霊牌」(に書かれたご先祖様のお名前)を、
大拝殿いっぱいの人々が、
一枚一枚、心をこめて読み上げ招霊します。

招霊された霊牌は、翌年の大祭まで1年間、
宝蔵神社に祭祀され、
毎日聖経『甘露の法雨』の読誦が行われます。


今はまだ静かな大拝殿



大祭の招霊祭で読み上げられる霊牌は、
7月1日〜8月17日本山必着のもの。

どなたでもできるこの霊牌供養は、
1柱(霊牌1枚)100円の奉納金でお受けしています。






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