今回の伝道練成では、座談会に於いて多くの方が訪問先の方と
楽しくコミュニケーションをとれていたことを深く印象付けられました。
今まで参加した伝道練成に於いても、訪問先の方々と様々な切っ掛けで
お話が出来たということは度々聞いてはいましたが、今回初めて自分は訪問先の方の
ことをどれだけ分ろうとしていたのだろうかと改めて思わされました。
今までは、訪問先に普及誌をお渡しすることも、訪問先を祈らせて頂くのも、
私からの一方的な思いでしたが、伝道でお会い出来る方は一期一会の出会いであり、
その機会に相手の方と知り合い、友人になれるような温かい思いで訪問、伝道をすることが
とても大切だと気付かされました。
二ヶ月前に感想文で書かせて頂いた、膝の水が消えた体験を
今月号の『宝蔵』に載せて頂いたのですが、実はその感想文が載るしばらく前に
階段から落ちて、また同じ右膝に大怪我をしてしまい、靭帯を痛めた上に
再び水が溜まってしまい、ずっと正座することが出来ませんでした。
タイミング的に膝が治った体験が載っている、まさにその時、早朝行事でも
椅子に毎日座っていたので、ウソをついているように思われるかも知れず、
針のむしろの上にいる思いでした。
今回は前回のようには水がなかなか消えず、私の祈り方が悪いのか、
何が足りないのかと、毎日悶々としていました。
そうした中、ある時、大祭のための招霊祭用の霊牌の準備が大変だというので、
何日間か、時間の空いた時にお手伝いをさせて頂きました。
十五日の午後に準備がほぼ終了してホッとしました。
次の日の早朝行事で何となく正座をしたくなって座ってみたところ、
膝には水がまだパンパンの状態にも関わらず、痛みがほとんどなく、
腰座りで三十分の神想観、そして聖経読誦も最後まで正座が出来てビックリしました。
前日までは腰座りどころか、普通の正座すら一分も出来ない状態だっただけに、
これは大祭で招霊する多くの御先祖様の霊牌の仕事のお手伝いをさせて頂いたお陰と、
大変感謝しております。
このような体験をさせて頂いて、本当に常に御先祖様と繋がっているという実感を覚えます。
これからも御先祖様に見守られて顕幽相携えての研修を頑張ります。 |