1066,イライラが爆発し身体に異常が現れ辛い毎日
     批判的だった自分を反省し感謝に変えることに

10月一般練成会 発表日:H26.10..20

 私は地元の農協に十八年間努めさせて頂いておりました。
ちょうど一年前、最初は指の関節に赤いできものが出来てきたなという程度の症状でしたが、
それが指全体に広がり、手に力が入らなくなりました。

 その後、顔は蝶々の形のように赤く腫れ、むくみました。
日に日に調子は悪くなり、最後には一度腰を床におろすと自力では立ち上がれなくなってしましました。
これはおかしいと思い、病院へ行きました。

 その病院で膠原病という診断はして頂いたのですが、
私の症状や血液検査の結果が膠原病の中のいくつもの病名と重なり、
なかなかはっきりした診断がもらえませんでした。

 通院して三ヶ月、知人の紹介もあり、京大病院を受診することになりました。
受診後すぐ検査入院になりました。
四十日の入院後、やっと私の病名を教えて頂きました。

 膠原病の中の、皮膚筋炎でした。
筋肉に炎症が出る症状なのですが、私はその時全身の筋肉に痛みが出ていました。
腕も上げられない。お風呂に入っても背中が洗えない。服を着るにもひと苦労。
普段の生活では洋式のトイレにしか入れない。地べたに座れない。横になれない。
椅子などに座ったとしても長い時間は痛くて座っていられない。寝返りもうてないので、
いつも横向きで寝ている私には真っ直ぐ上を向いて寝ることが辛かったです。

 診断後は薬も処方してもらい、少しずつですが痛みが和らいでいきましたが、
薬の影響でむくみが全身に出ました。
髪の毛も殆ど抜け、かつらや帽子で外出していましたが、やっと自分の髪が
かつらなしでも大丈夫なまでに生えてくれました。

 十八年務めていた仕事も休職をもらい、一年ほどゆっくり休ませてもらっていた時に
母から宇治の練成の話しを聞きました。

 聞いたのが一週間前でしたので悩みましたが、十日も休みをとれる事は
今後ないかも知れないと思い、勢いで参加させて頂きました。

 生長の家は地元や名古屋で開かれる講習会の講話を聴きに
参加させてもらっている程度でした。練成会自体初めての事でした。

 まず、最初に驚いたのは、やはり 「ありがとうございます」 の相手を想う祈りの挨拶です。
最初はすれ違った方に対して軽く会釈するだけでしたが、相手の方が 「ありがとうございます」 と
言って下さるのに反応し、自分からも積極的に言えるようになりました。

 次に驚いたのが笑いです。
司会の方を始め、皆さんがいい笑顔で笑っていました。
本当に面白くないと笑えないし、無理に笑うと顔が引きつるし、
講話の前の笑いを休んだ事も何回もありました。

 でも、練成を日々過ごしていくうち、少しですが笑いの練習も
出来るようになったかなぁと思っております。

 参加者の方からも 「笑顔がいいねぇ」 とか 「いい顔してるよ」 と言われ、
とても嬉しかったです。

 講習では色々な先生から大切な事を学ばせて頂きました。
その中で、自分にドキッとしたのが、 「神様の大道」 「神に全托する」 というお話の時でした。

 振り返ると仕事でも友達でも家族でも正しい道を私自身が勝手に思っていて、
そこから違う事を言ったり、行動されるとムカッときて怒ったり、
その人を敬遠したりする態度をとってきました。
イライラして全く違う人に当ったりもしました。
ストレスもかなり溜まっていました。

 病気になった原因も先生は分からないとの回答だったので、
こういったイライラした思いが積もり積もって爆発し、
身体に異常が現れたのだと分ったような気がしました。


 神様の道は大道なのだから無理に自分の正しい方へ戻すような事をせず、
流れ行くまま神に全托する。「神様が良い方向へ導いて下さる」との言葉に
気持ちが楽になったので、これからは広い思いでいようと思います。


 あと、一人一人個性があって当たり前なので、その人の良い所を見つけてあげようと思います。
今迄振り返っても人の悪い所ばかり気になっていた自分を切替えます。

 それから、親への感謝も忘れません。
感謝行の畳拭きや浄心行の時、親への感謝は自分なりにやっていたつもりでしたが、
「ありがとうございます」 を言いながら涙が溢れてきました。

 まだまだ感謝の祈りが足りなかったと思いました。
浄心行・先祖供養・流産児供養後、少しですが身体がスッとしたように思いました。
供養の祈りも続けていきます。

 この練成会を通して「実相と現象」がしっかり頭に入ったので実相でお祈りし、
結果を焦らず信じて待ちたいと思います。

 私の病気も難病認定され、薬、薬の日々ですが、実相は健康で病気一つした事がないのです。
毎日少しの時間でも神想観を続けていきます。
私自身、宇治へ来て本当に良かったと思っています。

十日間、ありがとうございました。


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