八月に両親の流産児さん三柱を永代供養しました。
それまでのフワフワした感覚、底なしに食べたい食欲がピタリと無くなり、
自分の足で歩いている感覚、食べている感覚が戻りました。
その数日後、大拝殿で行われた一般練成会の先祖供養祭に研修生として参加し、
聖経読誦中に生まれて初めて結婚したい!という気持ちが湧いてきて、とても驚きました。
両親のような結婚生活を送るくらいなら、一生独身も有りかと思っていました。
また、結婚出産の度に長期の休みをとる職場の先輩を、どんどん追い越して
地位を上げていく面白さにはまってしまい、何故女性に生れたのかという思いをもっていました。
何の心配もなく頑張った分だけ成果に繋がっていく男性が羨ましくて仕方ありませんでした。
〝結婚したい″という思いになれたことに喜びを感じつつ、
一方では女性として生れたことへの喜びの思いが持てないでいたので、
今回参加させて頂きました。
今まで聞いたことがない先生方の講話に、いい意味でニヤついている自分がいました。
「ちょっと楽しそう、結婚って」 と思いました。
座談会の際の長田講師の「結婚は自分の中の素晴らしさを相手に与えること。
つり合わないという考えは自分の偉大さを自覚していないから」というお言葉が胸にささりました。
私と結婚したら相手が不幸になるのでは?という不安をいつも抱えていたから、
ああ、やっぱりまずは自己の偉大さに気付き、喜べるようになることが先なんだなと思いました。
今回一番嬉しかった最高のプレゼントは榎本講師の
「何かを犠牲にしなきゃならない結婚というものはない。
幸せな家庭をもって女性も自分の能力を伸ばす仕事も持ったっていい」
というお言葉。ああ、これを聞くために参加したんだなと思いました。
仕事に目を向けようとすると、結婚出産育児が足を引っ張って、
どうせ仕事を辞めないといけないだろうと落ち込み、
どちらにも一歩が踏み出せず、とても苦しかったです。
「一つの犠牲もなく円満に結婚して仕事が成就する世界があるなんて」と、
心の底から嬉しかったです。
自分でせき止めていた壁を取り払って堂々と自分の切なる願いに向き合ってみたいです。
浄心行はいつもと違う気持ちになれました。お父さん、お母さんと呼ぶたび、
ごめんなさいという気持ちしか出ませんでしたが、今回は〝大好き″〝愛している″
という思いが溢れ出ました。
素直になれなくて、意地を張っているうち、いつのまにか隠れてしまっていた思い、
心の底ではいつもお母さん、大好き!お父さん、大好き!と叫びたかったです。
ギューっと抱きつきたかった。そんな思いが一気に出てきて心の中で、
お父さん、お母さんに飛び込みました。
深い深い愛が伝わってきて、あったか~い愛に包まれている心地良さを感じました。
ただただ愛されていたんだなーと、すごく嬉しくなりました。
結婚練成のハガキを頂くたび、これに参加しなくても、
まあ何とかなるかも
という気持ちだったのですが、今世、この時、この練成を受けることが出来て
本当に良かったです。ご先祖様に導かれているのを強く感じます。ただただ感謝です。
「ああ、この人に出会うために私は今まで頑張ってきたのか~」と、
最高に嬉しそうにデレデレしている自分の喜ぶ顔をアリアリと心にイメージしていきたい。
大好きな両親、家族のみんなに祝福された結婚が出来ましたと宣言します。
この後も坦々と今まで通り自分の生活リズムを大切に深く祈り、
目の前のことに丁寧に取り組んでいきます。
素晴らしい練成会を有り難うございました。 |