1122膵臓癌を通して現象に捉われていた自分に気付く

 

私は昨年十月に大学病院にて膵臓の半分を切除する大手術をしました。

 生長の家に入信をして二十年になりますが、その時に喘息の発作で苦しんでいたのが、
真理を知って良くなり、その後、地元で相愛会を設立したりして、熱心に活動していましたが、
会員も歳をとって相愛会もなくなり、私も次第に生長の家の生き方から疎遠となりました。

 真理は頭の中では分っていたものの、行ずる事や生長の家の行事等に
ほとんど参加していませんでした。いつの間にか現象世界に染まってしまったようです。

 手術する前に何故宇治に来なかったか悔やまれます。
ここ二年ほど妻の両親の病気や私の母の病気があったりして
病院通いが多かったこともあります。

 そして手術をした今、宇治に行って私自身浄まらなければと思って、
妻と一緒に参加を致しました。

そして一年前に妻の母が亡くなりましたので、その供養も合わせて参加しました。

 講話の中で「現象と実相」の事を再び思い起こすことが出来、
現象の生老病死で生活していたことが、はっきりと分ることが出来、
宇治に来て良かったなぁと感動しています。


 浄心行でも妻の父母に感謝し、私の父母にも感謝して、
妻も参加してとても喜んでいるようです。

 私は膵臓癌になったことに感謝し、「肉体人間」を脱して「人間神の子」の生き方をし、
生長の家の人類光明化運動に少しでもお役に立てるよう邁進していきます。



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