今回は大学受験が終わり、時間があったので、母親に勧められて参加しました。
また、私自身も過去に兄と姉が宇治で研修生をしていたので、来てみたいなという思いもありました。
私自身はそこまで何か変わりたいという強い思いがあったわけではありませんでしたが、
10日間参加してみて、今思うと変わったと思います。
練成に参加する前、私は人と関わることは好きでしたが、しんどいとも思っていました。
何か人を傷付けることを言ったんじゃないか、つまらない人だと思われたんじゃないか、
あの時もっと気の利いたことを言えたんじゃないか等々。
取り越し苦労や反省ばかりしていました。
また、人に親切にしたり、友達から「良い子やね~」なんて言われると、
調子の良い時は何ともないのですが、突然 「自分はただの偽善者なんじゃないか」
なんて不安になって、周りの目が怖くなることもありました。
でも、今回、宇治で練成を受けて、何か大きい安心感が今はあります。
「人間は神の子だ」と小さい時からよく聞いていましたが、
今回初めてその本当の意味を知りました。
私が今までやってきた自己処罰は神の子とはほど遠いという事を知りびっくりしました。
そして「現象は自分の心の影で、実相は本来円満完全ですよ」というのを初めて
心から「そうだったのかー!と思うことが出来ました。
二日目の祈り合いの神想観で祈って頂いた時、私は「ああ、皆神様だったんだー」と思うと、
「自分はいったい今まで何を不安に思っていたんだろう」と、心が一気に軽くなって、
嬉しくって涙が止まりませんでした。
この10日間はあっという間でした。
私は家が大好きで、旅行に行っても自分で行きたいと言って行ったカナダの語学研修でさえも、
楽しいけど早く帰りたいと思ってしまうほどでした。
そして夏休みなんか、気付いたら二、三週間家にこもっているなんてこともありました。
自分ではただ家が大好きなだけだろうと思っていて「大学生になったら大丈夫かな・・・」
とは思っていましたが、そこまで気にしていませんでした。
でも今思うと、人と会うと自己反省をしてズーンと沈んでしまったりして、
しんどいと思っていたのだと思います。
しかし、今回は最初の方で「人間は神の子ですよ」と言われて、
「なあんだ、そうだったのか」と思うと、他人といても全然不安がなくなって、
楽しくなって、空いた時間に英語の勉強でもしようかなと一応問題集を持ってきていたのですが、
開ける暇なんてまったくなかったです。
そして、「あと何日・・・」なんてカウントダウンもすることも忘れて、あっという間に過ぎていきました。
今回は「神様がいるー」「神様しかいないー」と思って、安心感でいっぱいになり、
すごく幸せだと思えたので、毎日これから歯を磨くような感覚で神想観が出来るようになりたいと思います。ありがとうございます。
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