妊娠七ヶ月を迎え、お腹の赤ちゃんの胎教の為には
生長の家の真理が一番良いと思い参加させて頂きました。
私は今、家族四人で暮らしています。
去年六月七日にここ宇治の宝蔵神社で共に練成部に奉職していた主人と
沢山の祝福の中、結婚式を挙げさせて頂きました。
農業をすると祈って決意していた主人のもとに結婚式の数日後に不思議なご縁で
跡継ぎを探しているご夫婦の養子になる話を頂き、とんとん拍子で事が運び、
十月から新しいお父さん、お母さんと、主人と私の四人暮らしが始まりました。
九月に宇治を退職し、十一月に赤ちゃんを授かったことが分りました。
養子に入った家は三代続いて子供が出来ず、養子が続いていましたので、
主人も私も六人の親も大変嬉しく喜んでいます。
今回の練成参加も胎教の為にということで、二つ返事で応援して下さいました。
赤ちゃんの為に参加した練成でしたが、赤ちゃんが私の為に
練成に導いてくれたんだと感じています。
救われたのは私でした。
家族四人とも生長の家の信仰者ですが、一緒に暮らしている内に
小さな不平不満を抱くようになりました。
特に新しいお母さんに対して家事のやり方や、私への接し方に嫌だと思う事が多くありました。
でも、私は私、お母さんはお母さんなんだから、適当な距離をとって、
それぞれのやり方で好きにやったらいいんだと思って、小さな不平不満を
問題視してはいませんでした。
でも、十四日の畳拭き献労で、「お父さん、ありがとうございます。お母さん、ありがとうございます」
と唱えていると、三人ずつのお父さんお母さんの顔が思い浮かんできました。
そして、本当の娘として私を愛してくれている二人に対して、私は
なんて冷たい愛の無い態度をとっていたのだろうと思い、申し訳なかったと思い、
涙が溢れました。私の本心はもっと心を寄せて楽しく仲良くしたいんだと気が付きました。
翌十五日の浄心行では、その前の榎本講師の講話を聴きながら、
私の主人の愛の深さ大きさを思いました。
主人の愛深さ、信仰深さは本当に神様のようで、私は一生かなわないなと思いました。
そんな主人と結婚させて頂いた私は、なんて幸福なのだろうと思いました。
そして、浄心行で、「ありがとうございます」と唱えていると、
拝まれているのは私の方だったんだと思いました。
日々、神想観をしながら、家族の実相を拝んでいましたが、
「実相を拝み出してやるんだ」と、傲慢な私が祈っていたことに気が付きました。
お父さんもお母さんも妊婦の私を気遣って
「ゆっくりしていていいよ、無理しないでいいよ、赤ちゃんをお腹に宿しているのは大仕事なんだから」
といつも優しく温かく、全て許して下さっていました。
主人はそのままの私をいつも喜んで下さっていました。
つわりで二ヶ月寝込んだ時も食べたい物を買って来てくれて、マッサージをしてくれて、
何でもしてくれて、笑わせてくれました。
愛されて、ゆるされて、拝まれているのは私の方でした。
私はその有難い家族を拝ませて頂くことが出来る幸福者なんだと思いました。
赤ちゃんは練成中、元気に動いていました。
この感想文を書いている今もポコポコとお腹の中で動いています。
胎動を感じる度に可愛いな、幸せだな、ありがとうと思います。
私の両親も同じように私がお腹の中にいる時に喜んでくれたんだろうと思います。
感謝と嬉しさが溢れます。
これから家族四人と赤ちゃんと喜び合って益々幸福な家庭を気付いていきます。
この練成会で主人と結婚できた幸福を更に感じることが出来たことが一番嬉しいです。
宇治でお世話になった皆様、心より感謝申し上げます。神の子万歳! |