同居の嫁との調和を願って、一昨年の十一月より何度か参加させて頂きました。
幼稚園入園の頃より一人っ子の孫を感情的にひどく叱るようになり、
その声に私は不安と嫌悪を感じ、何とかしなければと焦りました。
私がそう思えば思う程、彼女からは笑顔が消え、会話がなくなり、
孫の泣き叫ぶ声と彼女の暴君のような声だけが増しました。
彼女の日常を見てどのような育てられ方をして来たのかと腹を立て、
実家のお母さんをも恨みました。勿論嫁にも小言を言いました。
先生方にご指導を頂いた今、冷静に思えば彼女の怒り狂った姿は、
私の心を反映したものであったと思えるようになりました。
生家を出て知らない土地、知らない家庭に入り、姑と暮らすことが
どんなに心の負担となり、初めての子育てに心細い思いをしたのであろうと
思えるようになりました。
何を言っても逆効果であることは分っておりましたが、
なかなか自分を抑えることが出来ませんでした。
現象を見ないようにと何度も教えて頂き、最近やっと少しそれが出来るようになりました。
嫌な雰囲気になってきたら、その場を離れ、聖典聖経の読誦をすることにしたのです。
この頃では嫁の表情も和らいできました。
私が変われば家庭も変わると思えるようになりました。
確かに彼女のお陰で今真理を学ぶ機会を与えられたと思います。
時間を大切にして三正行に励みたいと思います。
笑顔を心掛け、周囲の人にこの御教えをお伝え出来るほどに
自分を磨きたいと思います。
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