仕事を辞めた事が切っ掛けで参加させて頂きました。
講話で 「実相と現象」 の話を聴いていく中で、
「人間は神の子であって、今見えているものは現象の世界だ」という事を知りました。
何度も繰り返し聴いていく内に 「皆神の子で私も神の子なんだ」という実感が湧いてきました。
また、親への感謝が大事とも教えて頂きました。
私の父はよく働く人だったので、あまり家でゆっくりしていることがありませんでした。
小さい時、一緒に遊んでもらった記憶もなく、嫌いではなかったけれど、好きでもありませんでした。
また三姉妹で、父以外女ばかりだったので、大人になってからは邪魔者扱いするようになっていました。
母はすごく厳しく、私はいつも見張られているようでした。
とにかく自分の意見を押し付けて、私の話には全然聴く耳を持ちません。
現在、母とは一切連絡を取っていないのです。
だから親に感謝と言われても何を感謝すればよいのか分りませんでした。
そんな時に 「畳拭きの行」 を行いました。
畳を拭きながらお父さん、お母さんへの感謝の言葉を言っていると、
ふと 「寂しかったんだ」 との気付きがありました。
子供の頃、父は仕事のため、子育ては母がほとんどしてくれていましたが、
私は三姉妹の真ん中でいつも姉や妹とお母さんを取り合いしていた事を思い出しました。
何度も畳を拭いているうちに
「父は家族の為、そして地域の人の為にいつも頑張ってくれていたんだ」
と気付き、感謝と尊敬の気持ちでいっぱいになりました。
母はすごく厳しく、それが本当に嫌でしたが、それは愛があるからそうだったんだと思いました。
愛してくれているから幸せになって欲しいと思い、いつも厳しく育ててくれたんだと分りました。
また、三人の子供を本当に一所懸命育ててくれたんだなと思いました。
お母さんの考え方や言葉は全て受け入れられるものではないけれども、
きっとそれは現象の姿で、その奥に深い愛があると気付きました。
今回の練成会で父に尊敬でき、両親からの深い愛を感じられました。
今後は両親へ何ならかの形で感謝の気持ちを伝えようと思います。
また、私も父のように誰かのお役に立てるように一所懸命働きます。
今回は色々気付かせて頂き、その他にも興味深い講義もいっぱいあったので、
今後も勉強していこうと思います。
講師の方々、一緒に練成を受けた方々、研修生の方々、その他沢山の方々に感謝しています。
ありがとうございました。
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