1238 私には祈りがあり、祝福することが出来るのだ

一般練成会

 6月より職場が変わり、不安な気持ちのままこれまでを過ごしておりました。
祈って祈って決意した職場でしたが、想像以上のレベルの高さに圧倒され、
いつしか祈る内容が 「不安や恐怖をどうにかして欲しい!!」 と、
神の子で本来は存在しない現象を思い切り握りながら、不安だ不安だと祈り続けていました。

 もっと多くの皆様のお役に立つための転職が、自分の事ばかりを考え出し、
そんな自分が嫌になって、夜な夜な甘い物を食べ、心を満たそうと必死でした。

 そんなある日、「そうだ!宇治に行こう」 と決意しました。
それからはこの日が待ち遠しくて、楽しみで、魂がウキウキしているのが分りました。
三泊四日の練成は私の心を初心に戻してくれました。

 練成に参加して、特別大きな体験はありません。
ただ自然と涙が溢れて止まらないことが何度も何度もありました。
祈れない自分を裁き、何をどうすればいいか分らず、神の子を見失っていました。
その縛りと迷いが少しずつほどけ、きれいになっていくのが分りました。

 私は神様へお願いしました。
「どうぞ、あなたのコトバをお聞かせ下さい。そして、私は今後、何をなすべきか教えて下さい」と。
やっぱり神様は優しいですね。直ぐに答えを教えてくれました。そして、何よりも嬉しかったことは、
神様が私の一番大好きで得意なことを教えて下さったことです。
「祈りがあるじゃないか」と。

 私はこれまで祈ることで困難と思われるような事も乗り越えてきました。
今回の転職も私にとっては大き過ぎる挑戦ではありましたが、声を掛けて下さった上司が
「祈ることが出来ればそれでいい」 と言って誘って下さいました。

 私にはこれと言って特別なスキルはありませんが、唯一自慢できるとすれば、
祈りだけは続けていました。

 「あ、そうだったな」 と思い出しました。
そうだ、私には祈りがあり、祝福することが出来るのだと。

 その後の両親への感謝の時間は本当に最高でした。
お盆でもあるこの日、
大拝殿の畳を拭きながら、思い切り両親へ感謝を伝えたとき、
生まれて本当に良かった。御先祖様をはじめ、多くの人が私の誕生を喜び、
祝福してくれているのだ

と感じ、嬉しくてたまらなくなりました。


 これまで不安や心配から人と比べ、誰かのようになろうと必死でした。
でももうそんなことしなくてもいいのです。このままの私が必要で、お役に立てることがある。
神様が選んで下さったのだからそれでいいじゃないか!!と力んでいた思いが楽になりました。

 終わって携帯のメールを見たら、家族それぞれから祝福のメールが届いており、
本当に愛されているのだと、また有り難く、感謝でいっぱいになりました。

 決意はもちろん祈り、特に神想観をしっかりすること。そして「今」を全力で生きぬくことです。
沢山の愛を頂いているぶん、しっかりとお返しすることが出来るはずです。

 全ての方々を祝福し、日々、生活の中でこの御教えを実践しながら神様に、
そして皆様に喜んで頂ける私でありますよう、神の子を生き抜いてまいります。


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