この4月から仕事を辞め、これからの人生をどのように生きるか決めるため、練成会に参加しました。
何か自分にふさわしい仕事をどのように見つければ良いか分ればと思っていました。
私は父母に大切に育てられて大きくなりました。
勉強だけはしていましたが、ほとんど叱られることはありませんでした。
色々ありましたが、父母とは普通に話が出来るし、
それなりに感謝しているのかと思っていました。
しかし、父母への感謝行の時に気付きました。
「父母はどんな気持ちで私を育てたのだろう」 そう思った時、
幼い頃、楽しい事や不思議な事を一所懸命、愛をもって
私に接していてくれたのだ、そう気付きました。
カエルやトンボ、カブトムシを眺めたり、犬や猫を沢山飼ったり、
一緒にファミコンをしたり、数学や理科、英語を教えてくれたり、
これらは良い大学に入って、良い企業に就職してお金を儲けて欲しいからではなく、
自分に出来る限りの事を子供の私に伝えてくれていたのでした。
また、母は私の幸せを祈っていてくれた事は知っていましたが、
父も形の上でこそ仏壇の前で祈ってはいませんでしたが、
私が帰省すると、いつも車で駅まで迎えに来てくれ、私を大切にして
拝んでいてくれたことにやっと気付きました。
実は大学の研究室で青年海外協力隊としてアフリカに行った時、
システムエンジニアとして働き始めた頃、ガミガミ言う人がいて苦手でしたが、
その人達は私の親の気持ちを察して、その息子である私に親の気持ちを
代弁していてくれたことに、やっと気付きました。
私の両親は何もガミガミ言わず、私を拝んでくれていました。
私は父母の愛を受けとめるようにはなっていましたが、
その恩を全く返していないと気付きました。
今後は父母にもっと優しい言葉をかけてあげたい。
また結婚もして孫も見せてあげたいし、社会貢献性の高い仕事に就きたい。
そして、11月に教区大会があり、私はその担当になっているので、
教区の若者が元気になるよう盛り上げて人類光明化運動、国際平和信仰運動に貢献したい。
皆の喜びが私の喜びとなり、その喜びが父母にも伝わると信じています。 |