1247肝臓癌の不安を乗り越え、御教えの原点にかえる

一般練成会

 平成23年3月に胆肝癌の手術をしまして、癌はきれいに取れたと言われましたので
抗癌剤の治療は受けなかったところ、3年後の平成26年4月のCT検査で
再発の疑いがあるのでPET-CTを受ける事を勧められました。

 5月に受信しましたら二箇所に再発していることが分りまして、主治医から
「今回は手術の後、私の言う事を聞かなければ治療、手術もしない」と告げられました。

 家族の希望もあり、手術を26年6月に受け、7月の終わりから放射線治療を9月初めまで受け、
11月終わりから抗癌剤治療を二週受け、一週休みのクールで、8月の初めまで受けまして、
8月14日にCT検査を受けましたところ、肝臓と副腎の二箇所に3センチの癌が再発しており、
「抗癌剤が効いていないので治療法としてはリンパに入り血管を通って転移しているので
手術は出来ない。もう一つの方法として強い抗癌剤がある。ただし服用すると白血球が減っていくので、
あなたの体力がもつかどうか分らないし、薬も効果があるのか使ってみないと分らない」とのことでした。

 そこで、「そのままだと寿命はどのくらいですか」と聞くと、
「6ヶ月くらい、一年はもたない」と言われました。
よく考えて1ヶ月後に来るようにとのことでした。

 このまま薬を飲んでも体力がなくなり、飲まなくても弱っていくというので、
自分の生命を信じて生長の家の練成を8月15、16日と受け、17日から
お盆の大祭の奉仕活動に20日まで参加しました。

 職員の方々や奉仕員の皆様、先生方に励まされながら何とか勤めることが出来まして、
帰る時、阿部講師から9月に10日間の練成に参加するよう勧められました。
家族も心行くまで受けて来るようにと言ってくれまして、9月10日から20日まで受講させて頂きました。

 これまで便秘したら大変だからと消化剤をいっぱい飲んでいましたが、薬は持たずに来ました。
すると、なんと便秘はしてなかったのですが、三日目でしたか、実相円満誦行の祈り合いをして頂いた後、毎日びっくりするほど出だしたのです。神の働きとつくづく感じました。とてもありがたかったです。

 そして、今生長の家の御教えの原点に帰る事を思い知らされました。
今まで如意宝珠観をしていましたが、基本的神想観を毎日真剣にすることによって、
自分の身体を観じず、宇宙の生命と一つの生命を観じました。

4時30分からは幽斎殿で神想観、5時10分から大拝殿での神想観と、とても楽しく幸せでした。

 奇跡という事はありませんでしたが、先生方や練成員の皆さんに
「顔が明るくなり、生き生きして来た」「違う人かと思った」と言われるようになりました。
ありがとうございます。

 今、私は本当に幸せいっぱいです。
末一稲荷神社にも教勢発展と神の子として実相を顕現して
神様の御心のままに私をお役に立たせて下さいとお願い致しまして、
これからは三正行に専念し、この喜びを忘れずに私の使命を果たしてまいります。


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