1248, 現象なしを理解することによって私は癒された

礼状

此の度、九月の「自然に学ぶ練成会」のご案内を頂き、参加させて頂きました。

 「精神疾患を癒す」 というテーマでしたが、いよいよ長年の 宿痾(しゅくあ)の
治る時が来たということを自覚させて頂くことが出来ました。

 平成二十四年六月より受講致しまして、講師の方々によるご指導を賜わりました。
その頃、 「陰極は陽転する」 と題してのご講話で、 
「もう少しですよ」 「神の子の自覚が出て来る、悪いものとか、病は消えるので
自然と自分が変わるので分ります」 とのおコトバを賜わりました。

 そのコトバは今でも紙に書いて壁に貼っており、不安になるといつも見て
心の支えとしておりました。
何よりも愛深くご指導下さいました楠本加美野長老には感謝の気持ちでいっぱいです。

 「本来罪なし、迷いなし、死なし」
 の御教えは、いくら考えて
もどうしたら病は治るのかその答えは出て来ませんでした。

 それは答えようにも、無いものを掴んで考えてみても本来無いのだから
その答えも無かったんだと気が付くことが出来ました。

あるのはただ神の子のみ、すべては神の子の生命の現れのみであると知らせて頂けました。

 長田講師による、水差しに見える絵を例題にした実相と現象の見え方の説明で、
一方の現象を見ているときには見えない。

実相と現象は同時に見えない。つまり、実相独在しかない。

 現象なしを理解することによって私は癒されました。
すると、帰る時間もせまる頃、阿部講師がお越し下さり、私に開口一番に
「良かったですねぇ、長く暗いトンネルは抜けましたか?信じていいですよ」
とおっしゃって下さり、お祈りをなさって下さいましたことは、今でも夢のように思い出し、
ご愛念に見守られていることに私も感慨無量でありました。


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