1257たとえ愛する家族は離れて暮らしても、祈るとき距離はなくなる

幸福な結婚をするための練成会体験

 今回の練成会は大学を9月に無事卒業出来た事と、
来年の春から社会人として働く就職先が決まった事の
報告のため参りました。

 しかし、勤務先が住み慣れた大阪ではなく、見知らぬ土地である東京のため、
家族と離れることが少し心に引っ掛かっていたので、その相談のためにも参加しました。

 今は声を大にして、大好きな家族、愛してやまない両親と心から言うことが出来ますが、
少なくともここ宇治で4月の一般練成を受けるまでの私は決してそうではありませんでした。

 当時の私は母との不調和が原因で睡眠障害などの心の病にかかり、生きていくのが嫌で、
ニセモノの自分に惑わされていました。

 しかし、4月の一般練成での浄心行がターニングポイントとなり、
自分は本来神の子だったと大懺悔をし、また、心から母が私を
愛しているのに気が付き、心の病は全て消え、
「死にたい」から「生きたい」という気持ちに変わりました。

 その後、もっと三正行を徹底したいという気持ちから3ヶ月間研修生もさせて頂き、
過去の自分と向き合い、神想観も姿勢等、一から学び直しました。

 結果的に5月から8月までの3ヶ月間研修生をし、8月からわずか一ヶ月半という
最短期間で大学を卒業し、納得のいく形で就職活動を終えることが出来ました。

 さて、今回の相談の件ですが、私の祖母は認知症のため、母が在宅介護をしています。
私は一人っ子ということもあり、大阪を離れることで祖母の傍に居れないことや、
家族に負担をかけてしまうことなどを考え、本当に上京して良いものか悩んでいました。

 そのことを長田講師に相談すると「自分の道を突き進め!」と一喝されるとともに、
私がしていた行は神想観ではなく、肉体想観であることに気が付きました。

 今は認知症で何も分らなくなっている姿は現象であり、祖母が本当に喜び、望んでいるのは
私が生き生きと自分のしたい事をしている姿で、東京と大阪という物質的距離はあるけど、
祖母の実相を祈ることでそんな距離はなくなるんだと気付かされました。

また、神想観の呼吸法についても再度ご指導頂き、基本を見つめ直す機会ともなりました。

 座談会では話を伺っているとやはり結婚するにあたり、男性は積極性が必要であると、
実家暮らしをしてぬくぬくとした環境に居続けるよりも一人暮らしをした方が
より自立出来ると考えました。

 私の決意は4月から東京に行き、仕事を通して人のお役に立つことです。
仕事内容は子供の夢を応援することで、教育関連の会社です。

 東京ということもあって、全国各地から尊敬出来る上司と共に仕事が出来る最高の環境です。
良い会社と結婚出来たと思っています。
そして、もう一つの決意は光明実践委員となり、
私の体験を通して一人でも沢山の方をお誘いし、笑顔にすることです。

 最後になりますが、宇治練成会で時に厳しく、時に優しくご指導下さった講師の方々、
温かく私を受け入れて下さった職員、研修生、練成員の皆様、本当にありがとうございました。

 与えて頂いた恩以上に仕事を通じて日本社会に還元していきます!
今年中は毎月練成会に来させて頂きますので宜しくお願いします。
お父さん、お母さん、生んでくれてありがとう。


 


 




 




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