私が今回この練成会に参加した動機は、何かご縁のようなものを感じ、
「行ってみようかな」と、単純にそう思ったからです。
母が熱心に生長の家を信仰しており、私も幼少の頃より御教えに触れさせて頂いておりました。
しかし私の信仰というのはいい加減なもので「困った時の・・・」という感じで、
更に言うと否定的とまでは言いませんが、実践しようと思うことはほとんどありませんでした。
また、幼少期より講習会や練成会にも何度も参加させて頂いていますが、
笑いの練習の意味が納得出来ずに席を外したり、途中で帰ったりすることも多かったです。
真理のご講話については今回でもよくおっしゃっていましたが、頭の中では理解出来るけれど、
生活の中ではまったく実践することが出来ませんでした。
そんな状態の中で、親の薦めがあったのも事実ですが、ちょうど仕事も休みだったので
参加させて頂くことにしました。
実際に宇治に来て練成会が始まると、やはりこれまでの自分同様に消極的で
「来なかったら良かった」と後悔することもありました。
本テーマの練成会も何度か参加したことがあり、話も「またか」と思うことばかりでした。
しかし、今回は最終日の朝までは居続けることが目標でしたので、何とか今日の日を向かえられました。
その大きな理由は「神の子としての自覚」と「両親への感謝」がほんの少しだけ
出来たからだと思います。
班別Q&Aで「両親に感謝することがどうしてもできない」と発言した時に長田講師から
「心臓に手を当てて、自分の生命があるのは何故か考えなさい。
神の子のあなたの両親は神そのものである」といった内容のお話しをして頂き、
その後に浄心行もあったことで、とにかく自分のことも両親のことも
これまで現象として現れていた良くない点は全て捨て去り、ただひたすら
「自分も両親も周りの人々も全て神の子、神様、素晴らしい!!」と思い込むようにしました。
そうすると今までとは違った感覚、あれだけ嫌だった神想観や笑いの練習、聖経読誦が
嫌でなくなりました。
一番驚いたのは、浄心行の時に涙が少しこぼれたことです。
さて、明日から両親の待つ家に戻るのですが、出発前は苦虫を噛み潰したような顔で出てきたので、
少し笑顔になって「ありがとう」と言いたいです。
また、神想観もやりたいと思います。更に、私は離婚していますので、自分の精神を高め、
幸福な結婚ができると信じ、その日が来るのを準備して待ちたいと思います。
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