信頼して付き合っていた男性が、実は私の知人の女性と付き合い、
それを二人共何事もないかのように何ヶ月も内緒にし、
普通に私と接していたことが人づてに分りました。
私は何だか騙されていたような気持ちになり、
信頼して色々な話をしてきた男性に対して絶望し、
悲しみのどん底に落ちました。
知人の女性に対しては怒りと憎しみがおさまらず、
顔を思い出すと気分が悪くなるという状態でした。
そしてそんな自分自身の悪感情にも苦しみました。
今回、宇治でたまたまこの練成があると知ったので、
自身を浄め、真理に触れることで心を整え、神の子を現し、
そして楽になりたくて参加致しました。約5年ぶりの宇治です。
どの講師の方々のお話しからも力を頂きましたが
、特に初めて拝聴した
岩渕講師と清水講師のご講話が強く胸に残っています。
「現れは不完全な今のままで本来は完全である」
「どんな状況でも、あるのは光のみ、神の生命のみ」
「病なし、迷いなし、罪なし、この否定を続けたら必ず実相が現れてくる!!」
「毎日毎日の神想観で肉体を抹殺していくうちに必ず実相が現れてくる!!」
私は十年ほど前から皮膚のアレルギーで病んでいるので
「自分は不完全だ、この病気を消したい!!
そうしないと生長の家を信仰しているのに恥ずかしいし、情けない」
と自分の事をいつもどこか喜べないでいたので、今回この
「不完全なそのままで完全」というお話しに本当に胸を打たれました。
そして、知人を憎み恨み悲しんでいる不完全な現象も、
その奥には光りの世界、神様の世界しかなかったんだということが
強く心に入りました。
既に救われ済み。そしてその神の子の自覚は日々、
神想観を行っていれば必ずその人にとって一番良いように
「あぁ自分は神だ、肉体ではない、今このままで完全なんだ」
と心から観ずることが出来ることも教えて頂いたので、
とても楽になり、安心しました。
約12年前に初めて生長の家の御教えに触れて、宇治の十日間練成を受講した時、
一番感動したのが「実相と現象」の話でした。
「この実相哲学が本当に解ったら救われない人はいない!」と思ったことを覚えています。
しかし、中々そこまでの境地にはいかないなと感じながら活動していた時に参加することになり、
信仰の深化が少し成されたと思えるので、とても苦しい事象でしたが、
無駄なことはやはりないのだなと今は思います。
まだ現象に振り回される部分もありますが、無条件で
「神の子、今既に完全、不完全な姿でも完全!!」を常に想って、
悦んで日々の三正行を進めていきます。
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