練成会への参加は、さかのぼると、一昨年の11月に青年会を卒業し、
相愛会へ入会した頃からスタートしています。
新たな組織での生長の家の活動が始まるという大きな転換期に、
「自分は何をするべきか、このまま進んで良いのか」 を真剣に考えるようになり、
神様に問いかける日々が続きました。
心の底から 「宇治、研修生、奉職」 という言葉が聞こえてくるようになり、
日に日にその声は大きくなっていきました。
何度も神様に聴きましたが、最後は心に押し出されるかのように決断させて頂きました。
初日に山口講師から頂いた言葉は
「その気持ちが真剣であればあるほど、帰って来る物は大きい」 でした。
それは浄心行の時に現れました。
自分は何度も浄心行をしてきたつもりでしたが、今までにないほどの心の闇が溢れ出してきて、
書き終えた浄心文を見て愕然としました。
翌日の体験発表で、特に問題はなかったということを皆さんの前で訂正させて頂きましたが、
実は問題がなかったのではなく、表面だけを見て問題がないと思い込んでいただけだったのです。
その後も自分が気付けなかった問題に次々と気付きました。
その一つは笑いの大会での事です。
「自分は神様に導かれて宇治に来た」 と信じるようになってきておりましたが、
まだ心の底に 「本当に神心だったのか、もしかして強い我の心だったのではないか、
仕事をしないで練成を受けていていいのか、地元での活動を置いてきて良かったのか」
という半信半疑の心が残っていたのです。
その迷いを一掃させてくれたのが、「笑いの大会」 での 「優勝」 という神様からのプレゼントでした。
こんな大賞は、「神様から導かれた人にしかもらえない」 という確信がありましたので、
同時に今回の宇治は紛れもなく神様の導きであると確信出来て、すごく心が楽になりました。
本当に今回の練成会は心の変化も大きく、気付きや学んだ事が沢山ありました。
今までの人生の中で最も長かった、しかも充実した十日間でした。 |