研修生5ヶ月が過ぎ、この練成を受ける事を奨められましたが、
受けるに当たって二つの出来事がありました。
一つ目は以前から気になっていた自宅の外壁塗装工事です。
住宅会社より三月末までに終えると値引きするという提案に
初めは乗り気になっていたのですが、練成には代えられないと、
思い切ってキャンセルしました。
すると二日後連絡があり、結局工事は私が帰ってからの五月で、
三十万あまり値引きしてくれることになりました。
もう一つはこの練成が始まる前の献労がきつくて二日続き、
腕も肩も痛くて眠れないほどでしたが、ちょうどその時、ある方から
筋肉をほぐすボールを偶然いただきました。
前日に研修生の仲間にその使い方を教わることが出来、すぐ体が回復し、
元気でこの練成に参加することが出来ました。
神様を第一に考えて正しいことをしていれば導いて下さると確信しました。
講師方々のどの講話も素晴らしく、体の奥に染み込むようで感動の連続でした。
妹尾講師のご講話の中で「神様に命を返しなさい」という話にドキッとし、
「この命、そうだ、自分の命でなかった」と頭を打たれた思いでした。
「神の子」になりきれていない自分、「神の子」を忘れている自分に気付かされました。
現象に捉われず、「ただ神のみ」と神想観を徹底して行じていきます。
また、「祈り」と「笑い」が繰り返しあったので、生活の中で真剣にやっていきたいと改めて感じました。
祈らせて頂く素晴らしさ、祈って頂く有り難さを感じました。
長田講師をはじめ、練成部の職員の皆さんは私達のために
毎日祈って下さっているということを聞いています。本当に有難いです。
改めてお礼申し上げます。有難うございます。
今、鵜飼講師が輪読会で「ここに来たことは大成効です」と言われたことを思い出します。
今までの問題に大感謝。何が起こっても大丈夫。明るく本物の信仰をして、
助けて頂いたことをお返し出来るよう日々生活していきたいと思います。
一緒に練成を受けて下さった皆様が拝み合いを重ねていくうちに
友達のように家族のように思えて、あの方の表情がすごく明るくなったとか、
腰が伸びて笑顔が出てきたとか、毎日が自分の事のように嬉しかったです。
皆さんのお陰で朝、幽斎殿での神想観も続けることが出来ました。
不思議だったのは、先祖供養祭で招霊祭員をしていた私の所に
自分が書いた霊牌が二枚、最後に渡され唱名したことです。
その霊牌は事情があって書く事を迷ったのですが、私が招霊することになり、
先祖の導きに改めて驚かされました。
5ヶ月も元気で研修生としての生活が出来たのも、本山の皆様のお陰で
自分でも驚いています。良い機会に研修が出来ました。
残りの日々を感謝の気持ちで過ごしたいと思います。 |