|  11月に宇治に引っ越してきて三ヶ月が経ち、この間めまぐるしく身辺が移り変わり、忙しい毎日が始まりました。
 
 第一回目の「楽しく行ずる練成会」は何とかゆとりで参加出来たけど、
 今回二回目の練成会はたぶん無理だろうと半ば諦めていました。
 
 しかし前日になってどうしても参加したくなり、夜と朝だけの参加になるが、
 ともかく参加しようと決めました。
 
 ここ最近、私はどうしても許せない人が現れました。
 最初は簡単に許せていた事が、積り積もっていく内に、
 時に殺意さえ感じる位に、顔も見たくない。声も聞きたくない。
 同じ空気すら吸いたくない。神想観をしていても怒りが込み上げてくる。
 許そうとしようとすると心と葛藤する。
 
 マイナスな感情を引きずることは自分自身をも傷つける。
 本当に辛い事なのだということが少し解ったように思います。
 
 今朝の三時からの神想観の時、今の感情は自分の気持ちの中に押し込めるのではなく、
 出し切るべきである事に気付きました。出さないと入らないと。
 
 時間を見つけて浄心行用紙に色々書きなぐり、用紙を持って浄心行に参加しました。
 聖経読誦をしている時、マイナス感情はマックスに達していたと思います。
 
 その後、『久遠いのちの歌』を聴きながら父母に感謝の言葉を唱えている内、
 あんなに強い負の感情がストンと抜けてしまい、すごく楽しい気分になってきて、
 浄心行が終わった今も気持ちはすごく楽、「あの強い負の感情はどこへ消えたの?」
 と思ったくらい不思議な気分でした。
 こんな事もあるのだと、今ならその人の事も祈らせてもらえます。大丈夫です。
 
 “行”と名の付くものは本当に素晴らしいなと思うと同時に、講師の方々のように
 真面目に楽しく行じていく事を今後の目標にします。
 
 行を意識することなく、呼吸するように毎日少しずつ積み重ねていきたいと思います。
 ありがとうございました。
 
 |