今月11日、母が緊急搬送され、詳しい検査の結果末期の肝臓がんと診断され、
あちこち転移もあり、医学的には手の施しようがないと医師に宣告されました。
これまで病気知らずで、一度も病院へ行ったことのない母でしたので、
家族は大変な衝撃を受けました。
母には病名は知らせませんでしたが、父や医師の表情態度から察したようで、
「明日から宇治へ行きたい!」と娘の私達に言ってきました。
宇治は母の父母、そして先祖様を供養して頂いている所であり、
母にとって宇治は憧れの場所であり、夢の場所であったのです。
生長の家に熱心な母に対して、父はこれまで信仰心はなく、
父の反対を押し切ってまで練成会に来ることは出来ず、
「いつか宇治の練成会へ行きたい」が口癖でした。
以前母は重症のバセドウ病に罹り、入院即手術と言われた時も、
病院を飛び出し、長崎総本山の練成会を受け、ほんの2,3日で
治してしまった体験もあります。
母の希望で、急きょ宇治へ行くことになり、母と父と妹と私四人での参加となりました。
母は無事に到着出来るかもわからない状態でしたが、
母は今回も私達に奇跡を見せてくれました。
その夜には兄も駆けつけてくれ家族5人での参加となりました。
ここに来るまでは、ご飯は食べられず、僅かに汁物を食するのみだった母が、
三度の食事をしっかり取ることが出来ました。
貰っていた痛み止めも使用することなく終わりました。
末一稲荷神社、幽斉殿からも歩いて帰ることが出来ました。
練成会も初めての父は、母よりも熱心に講義を受け、
母に接する態度が別人のように変わりました。
練成会を受けることによって初めて家族が一つになれた気がして嬉しくてたまりません。
笑いの大切さ、コトバが人生を作るということ、如何なるときにも実相を観るということ、
どれも心の中にスーッと入ってきました。
練成会に参加したおかげで、母の病気に対する不安が無くなり、心が穏やかになり軽くなりました。
地元に帰りましたら、日時計主義の生活を実践して行きます。
有難うございました。
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