1382 退職とは“卒業”の意だった。前の職場に感謝し次へのステップへ

一般練成会体験

 私は三月の終わりに仕事を辞めるか悩んでいました。
原因は一つではなく、職場の人間関係や息子の大学留年等、大きな事から小さな事まで
問題は山積みで疲れきってしまったのです。

 しかし、仕事を辞めるとなると家のローンや子供の学費、自動車税や固定資産税・・・
次々来る請求書をどう支払っていけばよいのだろうと、更なるストレスに襲われ、
決心がつきませんでした。

 宇治にいる姉に相談した所「宇治の練成を受けたら全て解決する」と云われ、
「父の五月十五日の命日もこちらで一緒に供養しましょう」と誘ってくれたので、
“そうだ!”と思い、パッと退職しました。

 結婚以来二十七年間一度も家を空けた事のない私が十日間宇治に行ってきたいと言ったら
家族はみな驚きましたが、最近ひどく落ち込む私の姿を見て心配していたので、
「それなら行って来い」と気持ちよく送り出してくれました。

 宇治に到着し、練成を受け始めたものの、私は“本当に仕事を辞めて良かったのだろうか、
次の仕事が見つかるまで生活費は足りるだろうか、次の仕事は見つかるのか”等、
不安でいっぱいでした。

 しかし、五月十四日の自己紹介Q&Aの時、一人一人マイクが回り、私の番が来て、
「私は練成に来たいと思って、仕事を辞めて来ました」と挨拶したところ、長田講師が
「勤めていた会社に感謝しなさい。辞めて良かったんだ、それは“卒業”だから次に
良い仕事が見つかりますよ」と言って下さいました。

 私はその時、長田講師の周りが白く霧がかかったように見えたので目をパチパチさせました。
次の人にマイクが移った時、長田講師の周りはいつも通りの色に戻っていました。

長田講師に次の日その事を伝えましたところ、「それは錯覚です」とキッパリ言われましたが、
私は神様は本当にいらっしゃるんだとその時思いました。

 そして退職してなお悩んでいる私に「君の決断は間違っていない」と言って下さったようで、
心の中につかえていたものが取れたような気がしました。

 少し遠ざかっていた生長の家でしたが、今回教えてもらった事を忘れないで、
毎日神想観をして三正行を実践します。

 今はまだ先の事は何一つ決まっていませんが、宇治に来た日とは別人のような気持ちです。
これから素晴らしい出会いや仕事や楽しい事が沢山待っているような期待でいっぱいです。

練成に来て本当に良かったです。 ありがとうございました。


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