1398, 息子への愛情と悪夢

新入社員練成会体験

 参加動機は最近悪夢を見るようになったことです。
私には四十二歳になるハンディキャップを持つ長男がいます。
時々かんしゃくを起こしたり、しつこくごねたりします。

 本人は悪気なく、その時々の感情がコントロール出来ずにやっている事だと
解ってはいても、腹が立ったり頭が痛くなります。

 だけど愛情はあると思っていたのに、長男を殺す夢を見てしまいました。
あまりにも生々しく、私は本心でこの子を憎んでいたのかと、自分で自分が
非常に怖くなりました。
夫とも不仲で、言葉の暴力のひどい夫を憎み恨んでいました。

 榎本講師に個人指導をして頂いたところ、主人のこともご存知で、
「夢は夢だから心配しない」 「言葉は荒いが決して心の冷たい人ではない」
と言って下さったので少し安心しました。

 その後、伊藤講師の講話で、自分が被害者意識の人生を
送ってきたことに気付かされました。
「私は問題から逃げていた」
「子供の事は私の人生で責任を持って引き受けるべき私の問題」
と気付きました。

 夫の事もいちいち言葉に引っ掛からず、
「あの人も気の毒そうな人だ、苦労もしているんだろう」と考えることにしました。
鬱病で神想観も聖経読誦も全く出来なかったのですが、一日一回一分からでも
神想観を一からやり直してみようと決心しました。


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