仕事をしていて、もう駄目だと思い、心が折れてしまって、
医者に鬱病であると診断されました。
一時は回復に向かうこともありましたが、またぶり返してしまい、
「そんなにしんどいなら生長の家へ行ってみなさい」 と母親に勧められたのが
今回の練成会に参加させて頂く動機でした。
気楽に行ってきなさいと、半ば強引にも連れて来られた練成会でしたが、
結論から言うと来て良かったと心の底から思います。
鬱病で引きこもりがちだった自分が外に目を向け、心を開くことが出来たと感じたためです。
練成会では拝み合い、笑いから始まりました。
正直言うと何も楽しくないのに何故みんな笑っているんだろうという疑問がありました。
しかし、この練成会を通して、「人間は神の子である」「真の姿は笑いにある」
ということを気付かされました。
講話では「環境問題」や、「人間は神の子である」ということについて学ばせて頂きました。
あと、ほぼ私事なのですが、長田講師にその鬱病となったことについて悩みを打ち明け、
問題に一歩踏み出したこともありました。
長田講師はまず腹式呼吸をしなさいと仰いました。
少しずつ病状も良くなり、出来ることは何でもやろうと思っていた自分は
それから腹式呼吸を心掛けています。
ただそれだけでは足りないと感じ、友人の勧めもあり、もう一度長田講師に話しを伺いました。
やはり長田講師は人望が篤く、自分が相談に乗ってもらっている間も
三人四人と話をしに来る方がおられました。
それで、二回目の相談では両親に感謝しなさいと助言を頂きました。
母親はいつも熱心に家事や仕事に励む自慢の母ですが、父はいつも昼間に酒を飲み、
家事も手伝わずぐうたらしています。そんな父をどうしても感謝することは出来ませんでした。
そこで長田講師に相談に乗ってもらった後、友人に、父の日が六月十九日だから
少し過ぎてしまうが、その父の日に因んで贈り物をすればどうかと助言を頂きました。
「産んでくれてありがとう」 という一言と父の大好きな酒を贈ることで感謝を表したいです。 |