1427浄心行中、父母から受けた優しさの記憶が次々と蘇った

楽しく行ずる練成会体験談

私は今日、いえ先ほどの浄心行まで両親には感謝出来ていると思っていました。

 浄心行の時、たくさんの方が先導の講師に合わせて 「ご先祖様、ありがとうございます。
お父さ~ん、ありがとうございます。おかあさ~ん、ありがとうございます」と言っているのを聞いて、
みんなにも私と同じようにご先祖様、お父さん、お母さんがいるんだと思うと余計嬉しくなりました。

 果たして私は心から父母に感謝していたのか、いやいや全くとまではいかないにしても
殆どしていなかったと気付きました。

 小さい時、骨折した私をおんぶして三里以上も歩いて病院に連れて行ってくれた父、
また、熱を出して寝ていると、母が片栗粉に砂糖を入れ、お湯を注いで溶いた温かい物を
スプーンで食べさせてくれたあの美味しさ、優しさを思い出し、
思いっきり今夜はお礼を言って泣きました。

 娘が三人おりますが、結構はっきり私に言い寄ってきたので、
「何で?私は親にこんなふうには言わなかったのにー」と思っていたけど、
今夜ナゾが解けました。

 私が両親に、そして周囲の人にも感謝が足りなかったのです。
今までモヤモヤと心の内にあったものを、今回こそ全部ここに放下して帰ろうと思います。

 「練成で得た良い事を一つでも掴んで帰るんだ」 なんて考えていたけど、
「いらんものはここに置いて帰りなさい」 との講師の方々のお言葉どおり
今回はきれいさっぱり空っぽにして帰ります。

 「宇治は魂のふるさと」 と言われておりますが、両親もご先祖様もここにいますので、
ウジウジしたら宇治に来ます。

今回もいい練成会でした。 ありがとうございました。

 


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