1462自身への嫌悪感がなくなり不和だった母似の顔も受け入れる気に

10月一般練成会感想文

 二十年前、父との和解は出来ましたが、母との関係がギクシャクしていたので、
宇治の練成に参加しました。

父は約十年前に亡くなりましたが、私の信頼している方に、私の幼少時の色々な事を知らされました。

 母は私が生まれた直後、姉の次は男の子が欲しかった父に、
また女か!と言われた事に腹を立て、一切乳もくれず私はヤギの乳で育ったこと。
また、いつも母や姉や妹が私をいじめていたなど、私自身はあまり記憶にない事を
聞かされて 納得しました。私は母のことを人を寄せ付けなくて冷たい人だと思っていました。

 長田講師に二日目、個人指導をして頂いた時、
「自分に対して強い嫌悪感を持っている」と言われました。

 私は自分の顔が母に似てくるのがいやで、鏡の中の自分の顔を見るとゾッとしていました。
「聖経は、自分の讃嘆のための読誦をするといい」 とご指導頂きました。

 以前から何回か宇治の練成を受けていましたが、今回私の周りには不思議に
明るく温かく愛深い方が集まり、何と私の一番嫌っていた顔を讃嘆してくれるのです。

 三日目の講話で、妹尾講師がハンカチで顔を隠し、
「カーテンのように人前で開けたり閉めたりする人がいる。
しかし自分の顔は他人に見せるための顔で、自分では見ないのだから、
他人のための顔ですよ」と言われ、私はハッとしました。

 今回、人の目が気になり、マスクを三枚持って来ましたが、もう隠すのはやめよう、
笑顔をいつもトイレの鏡の前で作り、皆様の前に出そうと決心しました。
そうしたら益々練成中、すれ違う方が讃嘆してくれ、ああこの顔でいいんだ、
現象の顔に引っ掛かり、大切な自分自身の魂、神の子さんを傷つけていたことに気付きました。

 その後の練成はいつもの倍ほど楽しいありがたい、嬉しい練成会となりました。
すると良い事ばかりが起こるのです。流産児供養祭ではマイクで二番目と四番目に、
流産児さんの名前が唱名され、同室の若くて可愛い娘さんが私を母のように慕ってくれ、
女の子のいない私に二人の娘が出来たようです。

 また、十六日は長男の二人の孫を預かり、念願の生命学園に連れて行く事も出来ます。
帰宅したらすぐ母に会いに行きたいと思います。

 十年間ずっと来たかった宇治の一般練成会で私は生まれ変わりました。
以前の宇治も素晴らしかったのですが、今回は解り易い説明で、人間神の子の真理がよく理解でき、
楽しく温かい講話で、研修生の方々も行き届いたお世話をして頂き、
食事もびっくりするほど美味しかったです。

 帰りましたら笑いを生活の中に取り入れ、明るく楽しく感謝に満ちた自分となり、
この宇治に多くの人を誘いたいと思います。





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