転職がうまくいかず、就職しても仕事が増えてくると、どんどん不安がつのり、
ダメだ、出来ないと思い、苦しくなり、短い期間ですぐに退職してしまうことを二回も繰り返し、
自分でもどうしていいのか解らずにいたので、練成会に行こうと思い参加させて頂きました。
最初はこの練成会で変わらなければとの思いが強く、変わらなかったらどうしようとの
不安もありましたが、榎本講師の講話で「皆さんは既に神の子なんですよ。
これから神想観を行じて神の子になるんじゃないですよ」 との言葉に、
私は 「変わる必要なんてなかったんだ、既に神の子で、神の子の自分を認めるだけで良かったんだ」
と思い、すごく気持ちが解放されるような、ゆったりした心になり、とても安心しました。
また、長田講師の個人指導では、「もっと自分を祝福し、拝みなさい。
まず自分が幸せになって悦びなさい。それが周囲の幸せにつながりますよ」 とご指導頂き、
聖経の読誦の仕方や、聖典の読み方、神想観の呼吸法など、具体的に教えて下さり、
行じるのがとても楽しくなりました。
座談会では、参加者の方で、両親が離婚されて、とても辛い思いをしている方の話しを聞き、
一つ気付かされたことがありました。
私の両親の親は母方も父方も離婚していて、父も母も片親でした。
その事に気付いた時、初めて 「父も母も両親の離婚で辛い思いをしただろうな。
そして離婚した祖父母も同じく辛い思いをしただろうな」 と思い、涙が溢れてきました。
今まで父母に感謝していた時もありましたが、何となく父母に対して不満もありました。
父親なのに、母親なのに、どうしてそんなことを言ったりやったりするのかと、父母を心の中で責めたり、
さばいたりしていました。
私が生まれる前の、ずいぶん昔の事だからと、祖父母の離婚の事に関しては
さほど深く考えた事はありませんでした。
でも、この練成会での座談会を通して初めて父母、祖父母が辛い思いを乗り越えて、
子供達を育ててくれたのだと気付き、ありがたい気持ちと、父母に完璧を求めていた事を
申し訳なく思いました。
両親も現象的には辛くて悲しい思いをする事もあるだろうし、
完璧な両親なんていないんだと
気付いたら、両親に対する不満や、
心のわだかまりも空っぽになり、これからは両親に愛されるだけでなく、
私も両親に感謝し、両親を愛していこうと思いました。
そして実相の世界では、祖父母も父母も皆大調和していることを祈っていこうと思います。
また、3,333回感謝誦行では、一時間半も 「ありがとうございます」 を唱え続け、
喉もいがいがして、身体もきつかったけど、やり終えた後、心は放心状態でしたが、
なんとんなく心地よくボーっとしていたら、 「肉体ってないんだなぁ」 と不思議とそう感じました。
そして、そう感じたことがとても嬉しくて、霊的実在の神の子って、そういう事なのかなと
実感できた気がしました。
練成会には転職の件で参加したのに、両親や祖父母の事に対する気付きが
得られたことの方が嬉しく、今では全てが心の中で整った気がして、不安も心配もなく、
これからの人生がとても楽しみです。
そして、これからは神の子として、悦びながら神想観、聖経読誦、愛行を実践していきます。
特に愛行では教区の行事やご奉仕などに積極的に参加して、少しでも生長の家の
国際平和信仰運動のお役に立てるよう日々悦びながら精進していきます。
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