私は彼から 「結婚を考える前に一度話を一緒に聞いて欲しい」 と言われました。
それで、「そのような事を言うということは、私との結婚に抵抗があるからだ」 と感じたため、
その日を最後に結婚という二文字を口に出さないようにしました。
今年の夏休みはどこに行くか話した際、「一緒に行って欲しい所がある」 と言われましたが、
その時は私の意見を尊重してもらい、グアム旅行を選びました。
グアム旅行の予定を考えている時に、「本当は(彼の提案する所へ)夏休みに行きたかった」と告げられ、
そちらへは職場での勤務を合わせて十二月に行く事にしました。
私は正直宗教とか信仰と言われても、三十一年間生きてきて考えたこともありませんでしたが、
彼の 「一緒に」 という理由だけで参加をしました。
彼は私より六歳年下で、同じ職業でもあり、全ての面で “年上、先輩” という立場から、
常に私の方がズバッと意見や思いを主張し、一緒にすることであっても
私が引っ張っていくという印象がありました。
しかし、練成会に来て二日目のQ&Aの時、悩みを打ち明けていた際、
彼が私のことを考えてくれていたということを知り、正直驚きました。
休憩時の面談で、自信がないことや心の不安などを相談すると、
「結婚はスタートラインであること、準備すら楽しむ」等々、
谷口哲治講師より教えて頂きました。
すると、その日の夜に彼は、「貯金せんといけんけど、その前に順番にしていかないけんな・・・」
と言い出し、結婚に対して前向きに考えてくれているように初めて感じました。
また、後から解った事ですが、彼の家族に会った時、お父様には会えなかった理由も知ることが出来、
今まで話せていなかった事も話せました。
浄心行の時、両親への感謝をすることを学びました。
中学か高校の時に親から手紙をサプライズでもらうことがありました。
周りの子達は号泣していたけれど、私は泣いていなかったことを思い出しました。
また、高一の時に両親は離婚し、母についていくことになりましたが、
言い争いが絶えなかったことや、進学も無理を言って私立に進ませてくれたこと。
一人暮らしの費用、車の免許のお金など、たくさん迷惑をかけました。
一度金銭のことで揉めて、二度と連絡しないと言って会わない時期もありました。
その時母は婦人科疾患を患い、手術することになりましたが、術後会いに行った際、
私を見て母は号泣していました。
その時から母との関係は良好になったと思いますが、「お母さん、ありがとうございます」と
唱える度に涙が止まりませんでした。
しっかり感謝をし、口でコトバにしていく必要があると感じました。
これからは、コトバにして伝えていきたい。
また、これまでは人の事や現象ばかりを気にしていたのですが、
これからは幸福のみを感じたいと思います。
彼のことを信じ、感謝し、また、母にたくさん感謝していきます。 |