|  乳癌の手術後、医師から進行性のものであるからと抗癌剤治療を強く勧められましたが、十年前の治療経験のトラウマがあり、どうしても受ける気になれませんでした。
 
 このままだと近い内に再発転移を起こして死ぬのではとの恐怖に支配され、
 心身共に落ち込んでしまい、食事も喉を通らず、眠りも浅くなってしまいました。
 
 初めの二晩くらいは1~2時間おきに目が覚め、「練成を受けて本当に不安が消えるだろうか?」
 と暗い気持ちでトイレの鏡で自分の顔を見るのも辛かったです。
 
 行事ではいきなり笑いの行から始まり、皆さんについて行くのが精一杯でしたが、
 司会の方が素晴らしくて驚き、元気をもらいました。
 
 講師の方々が私のテーマに関するお話しを何度も何度も
 順を追ってして下さってありがたかったです。
 
 五日経った頃はまだ 「大丈夫だろうか、何か手ごたえを感じられるだろうか?」 と思っていました。
 
 浄心行の翌日の講話で
 「過去の暗い心で現れた不幸や病は消えるしかないから ただ明るい心の種蒔きをすればよい」
 と聞いて力が湧いてきました。
 
 また、18日には榎本講師のお話しで 「汝ら百尺竿頭より一歩飛ぶべし」 の聖経の言葉の説明があり、
 怖いかもしれないが思い切って手を放す。
 
 生命丸ごと創り主の神にお返しすること、即ち神にお任せすることだと言われました。
 私ならきっとそういう心境になれると確信しました。
 
 19日に祈って頂き、その愛念をひしひしと感じ、必ず良くなると信じることが出来ました。
 感謝の想いでいっぱいです。
 
 暗い心がやって来たらすぐさま切り替え、「ハイハイ私は神の子です」 を行じます。
 神想観、「ありがとうございます」 の誦行、練成でやってきたような笑いを毎日行じます。
 |