1507神様との絆を深めることが神様の世界へ行けるコツ

平成29年新春練成会体験感想文

 練成の参加動機は、会社の退職を円満に終えたいとの願いで参りました。
私は12日の夕方から参加させて頂きました。

 12日の朝、会社の本部へ行きましたが、鬱病を患っていて
気持ちを上手く伝えることが出来ませんでした。

 事務長から言われる言葉一言一言に傷付いて、気持ちが落ちていくと、
会社から 「お前みたいな奴はいらない」 
「鬱病とか何とか言って働かなかった分の給料は出さないし、返して欲しいくらいだ」
と言われ、「今日から休職扱いにするから実家に帰りなさい」 と言われてしまいました。

 父母に迷惑をかけたくないという思いから一人でも自立しようと決意していたのに、
一人前にもなることが出来ず、悲しい気持ちで一杯でした。

 実家に帰ると父と母が笑顔で迎えてくれました。
「よく帰ってきたね」 と言ってつぶれかけていた私の心を親の愛で助けてくれました。
そして母が言いました。
「今帰ってきたその足で宇治に走りなさい。十日間練成を受けてきなさい。」

 私は何も用意せず、そのまま宇治へ向かって走り出しました。
母に言われたままに必死で走りました。

 生長の家の練成会は母に連れられ、日帰りでよく行っていましたが、
一人で来るのは初めてでした。

 宇治別格本山には生まれる前から連れて来てもらっていたので本当に受けることが嬉しくて、
しっかり反省しようと思って来ました。

 何も持たずに来た私に同室の方が服など必要な物を貸して下さり、
「魂の兄弟姉妹なんだ」 と、すごく嬉しくなり、そこから嬉しい事ばかりでした。

自分が鬱病であった姿はもうそこにはなく、この場所では魂が本当に喜んでいます。

 Q&Aの時間で山口講師に悩みを相談すると、
「上司と調和がとれないのは父に感謝出来ていないのでは」 と言われ、
そんなことはないと思いましたが、経済的な面でモヤモヤしていたこともあったので、
そのことが原因なのではと思い、浄心行用紙に書きました。

 すると、昔に感じた嫌な事などがどんどんと出てきて、モヤモヤした気持ちを全部書きました。
そして、なにげなく後ろを振り返ると、母の姿がありました。
私の事が気になったのと、宇治に来たかったからと言って、一緒に浄心行を受けました。

 母の目の前で感謝誦行が出来ました。そのとき、「あぁ、私の中から暗いものが消えたのだ・・・」
と感じました。 『浄まりて』 という聖歌をその後に歌ったのですが、本当に浄まっていく気がして、
すごく嬉しくなりました。

 次の日の朝、私は本当に気持ちも楽になり、神の子であると自覚はあって、すごく元気なのに、
職場のことを考えるとまだまだすごく恐怖がありました。

 長田講師に個人指導して頂いて、みるみるうちに身体が軽くなりました。
そして、再びQ&Aの時間に榎本講師の 「現象は無い」 と全力で言われ、
何かスッと受け入れられた時、心から 「私は神の子だ」 と感じました。

 神の子と自覚してから不思議な事が次々と起こりました。
神想観をするとどんどん大好きな人達の笑顔が出てきました。

 今の会社に行くのも既に自分で決めたことだと解り、人生の勉強をさせて頂き、
この宇治の地で新生するための段取りと解ったら本当に感謝することができました。

 私は今まで練成に連れて来てもらってはいたのですが、全く聞いていなかったなと
最初の講話で感じました。

 しかし、「人間神の子無限力」 ということだけは知っていて、新生してからは、
長田講師の講話中に “神の子” と云われた瞬間に全身に電流が流れた気がしました。

 私は目をつむって講師の話を聴いていたのですが、この声としゃべり方が懐かしいと感じたのです。
潜在意識が呼び起こされた瞬間でした。このような不思議な体験を魂の友となった4人で
プチ体験発表会をすることでどんどん伝染して4人とも神の子であることを自覚して、
奇蹟がどんどん起こりました。

 生命はもともとは一つだから、一人が新生すると皆もまた救われるのだなと感じました。


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