1522怖くて避けていたお父さんへ書いた感謝の手紙

平成29年2月一般練成会体験感想文

 私は両親の勧めにより一般練成会に来ました。
両親、祖父母共に生長の家を信仰しており、生長の家の教えは軽く触れており、知っていました。

  私は大学一回生で、春休みであり、沢山楽しもうと思っていたところに
「練成に行きなさい」 と言われました。
なんで十日間も時間を空けなければならないのか、不満いっぱいで宇治に来ました。

 一日目や二日目は早く帰りたくて、もう本当に逃げ出したい一心でした。
しかし、同室の方々と仲良くさせて頂いている内に自然と講話もきちんと聴くようになりました。

 私は特に悩みがあるわけでもなく、何故自分は宇治に来たのか、目的を探していました。
講話で、父母への感謝や、感謝誦行で、「お父さん、ありがとうございます」 
という言葉が中々出せませんでした。

 私は 「父は怖い」 という印象から、避けてきていました。
するとすごくモヤモヤして、浄心行の紙には自分が19年間思っていたことを全て書き、
書き始めると止まりませんでした。そして、それでもまだモヤモヤしていた私は
長田講師に個人指導をして頂きました。

 「あなたが 『こういうお父さんでならなければならない』 と理想を押し付けている。
だからお父さんも同じように私に理想を押し付けて縛るのですよ」と云われました。
この言葉を聴いて、心につかえていた物が無くなりました。
今までは「お父さんが全て悪い、私は何も悪くない」 と思っていましたが、それは違いました。
それを知りに、父との関係を根本から修復するために宇治に来たのかなと思いました。
今まで父から逃げ、避け、父に悲しい思いをさせていたことに気が付くことができました。
私は両親へ手紙を書きました。

 両親へ手紙など幼い頃以来書いていません。
普段恥ずかしくて言えないような言葉も手紙ならスラスラと書く事が出来ました。
そして、私は初めて 「お父さん大好きです。お母さん、大好きです。
私をこの世に誕生させて頂き、ありがとうございます」と書きました。
今度実家へ帰る時、言おうと思います。「お父さん、お母さん、ありがとうございます!」と。

 私は今まで実家に帰ることを拒んでいました。
このままではいけない。だから積極的に実家へ帰り、両親が今まで私に愛を与えて下さったように、
私も両親に愛を与えます。

 両親への感謝が心から出来るようになったのもこの一般練成会のお陰です。ありがとうございました。
共に過ごしてきた皆様と別れるのが今とても悲しいです。もっと一緒にいたいと思えるほど
練成は楽しいです。 今ではもっと早くから来れば良かったと思っています。

 


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