４５歳になる長男が勤めていた会社を独断で辞めてしまい、
自宅でウジウジしていましたが、ピザハウスをやりたいと言い出し、
以前から登記しながら休眠中の有限会社の資本金を活用して
ピザハウスを出店しました。

　しかし客数も少なく家賃も高く、赤字続きとなり、６ヶ月で閉店しました。
　長男はピザハウスに未練がありそうで、もっと家賃の安い所ならいけるかもと思っていたようでしたが、
資金もなくなり、続けられないと思い、有限会社を閉じました。

　それ以後二年間自宅に閉じこもり、コミュニケーションが取れない状態となっています。
なんとか普通の親子関係に戻れるよう願っています。

　長田講師に個人指導をお願いし、話をしている時、父母の私に対する想いを想像したとたん
突然涙が溢れ出して止らなくなりました。

　次男の私を養子に出さなければならなくなった時の悲しい想いに気付かされたのでした。
長男が親の私に心を閉ざしているのは、事業に失敗した申し訳ない気持ちもあるだろうけど、
私が「親の子を思う愛にちゃんと気付いていなかったことに気付かせるためだったから」
と気付いたのです。長男は観世音菩薩だったのです。

　神想観を続けるようにし、聖経、聖典を拝読し、愛行を出来るだけ行い、
三正行を通じて親子関係を修復し、現象を見ず長男の実相を観るように努力して、
明るい気持ちと笑いのある家族へと成長していきたいと決意します。

　時間がかかるかも知れませんが、長男も説得してこの練成会に参加出来るよう
働きかけていきたいと考えています。