僕が今回の練成会に参加させていただいた理由は、
今年の12月から来年の1月までニュージーランド留学を
させて頂くことが決定致しまして、勉強が忙しくなるにつれて
「十日間は来れないから行ってこい」と父に勧めてもらったからです。
僕は宇治の練成会に来る前から両親には充分感謝出来ていると考えていました。
何故なら「大金を払ってもらって、とても良くしてもらっているのに感謝出来ないはずがない」
と考えていたからです。
しかし、宇治に来て気付いたのは、心では感謝出来ているかも知れないけれど、
それを表現していないということでうす。
僕は両親にものすごく愛されていることを知らず、というか、考えもせず
今まで過ごして来てしまっていました。
子育ては親として当然だと考えていました。しかし、なにも当然ではなかったのです。
これからは毎日感謝の言葉を少し恥ずかしいですが、きちんと伝えたいです。
話は変わり、僕が小さい時から父はかんしゃく持ちで、生長の家に触れるまでは
本当にいつも自分では気付いてなかったと思いますが、顔も恐くて
額には怒ると出来るシワが何本も出来ていて、母とケンカすると手を出したり、
足で蹴ったりしているような父でした。
母がそれに耐えられず家を出て行くのを見て、「なんでうちはこんな風なんだろう」
と子供ながら感じていました。しかし昨日の講話で、
「自分が前世か前前世でやった事が帰って来ている」という話を聴いて、
とても納得することが出来ました。
僕は前世で子供に父と同じ事をしたから返ってきているのだという事が解りました。
それを深く反省したいと思う事も出来ました。
ちなみに今の父は生長の家をとても熱心に信仰しており、いつも「ありがとうございます」と、
うるさいほど大きな声で言い、たくさんシワが入った顔がものすごく朗らかな顔になりまして、
怒る時も意味が解るように怒ってくれています。
これからは宇治と同じように早朝行事をし、生長の家の事をもっと勉強し、
日時計日記を書いて、夜寝る前に神想観をして眠りにつきたいと考えています。 |