今回は自分の信仰を深めたいと思い参加させて頂きました。
私は4年前、膝の脱臼による両膝の手術をしたことが切っ掛けで生長の家にご縁を頂きました。
短期練成会を受け、家に帰った後、母と共に三正行に励んでいると、全て物事がうまく進むようになり、
私の希望することは全て叶い、とても楽しく過ごさせて頂いておりました。
しかし現象的に幸福が与えられているのに私はいつも心の中に悲しさ、苦しさ、
生き辛さを抱えていました。
こんなに幸せを与えられているのに、素直に喜ぶことが出来ない自分にも嫌気がさして、
いつも自分を責めていました。すると一年くらい前に自律神経失調症になり、
体調不良と眠れない日々が続きました。
もうこれは自分の心の問題かと思い、十日間練成を受けさせて頂きました。
私は人が苦手で、「自分は愛されない存在である。いつかは嫌われてしまう。
良い子でいなければ愛想をつかされる」 と本気で思っていました。
ですので、「人間神の子の真理」 もすんなり入ってきませんでした。
ですが、せっかく来たのだし、言われる通りに 「私は神の子で実相独在である」
と何をしている時も祈ろうと思いました。 すると少しずつ本当にそんな気がしてくるようになり、
何となく奥の方から悦びを感じるようになりました。
浄心行では、私は父と母ととても仲が良いので感謝しているつもりでした。
でも、よく思い返してみると、母を裁いていたことに気が付きました。
私の膝の病気は母も学生の頃、同じように脱臼しており、母の父(祖父)も、母の妹(叔母)も
同じ膝の脱臼をしているということがありました。
私も医者に診せると「これは先天的に脱臼しやすい膝の形だ」と言われました。
膝を悪くしてからは、スポーツもまともに恐怖で出来なくなり、
周りの子は楽しそうに過ごしているのに、どうして私はこの身体なのだろうと
「母の遺伝でこうなっている」 と私は気付かないうちに心の中で思っていることに気付きました。
すると、浄心行が終わって立ち上がると、4年前に手術した後もずっと痛み続けていた
膝が真っ直ぐ伸び、痛みもすっかりなくなっていました!
整体やマッサージ、スポーツジムに通っても全然快復しなかった痛みが、
神様の愛、父母の愛によって癒されたように感じました。
自律神経の乱れの影響で、まずかった食事も美味しく頂けるようになりました。
本当に神様に感謝です。
9日目の夜のご講話で、小野大作講師のお話しの中のお父さんとの
和解の体験談を聴いていると、涙が止まりませんでした。
小野講師のお話しの内容と自分と重なる部分があったためです。
私の父は今はとても穏やかで、優しい父ですが、私が小さい頃は恐怖の存在でした。
悪い事をすれば、勿論叱られる、悪い事をしていなくても父の機嫌で叱られる。
外に出されたり、暗い部屋に閉じ込められたこともありました。
その時、小さいながらに 「私が頑張って良い子にしていれば怒られない」
と決意していたことを思い出しました。
講話の後、小野講師とお話しさせて頂きますと
「子供に嫌われたい親なんていないんだよ。
その時はお父さんもきっとそうせざるを得ない事があったんだよ」
「和解しなくちゃとか感謝しなくちゃとか思わなくていいから神様にお任せすれば良いよ」
と言って下さり、何かスッと重荷が降りた気分になりました。
私は父と仲良く出来ていると思っていましたが、心の奥で恐怖を感じ、
父の苦しみも理解してあげることも、父からの本当の愛情を受け取ることもしていなかったのか、
と気付くことが出来ました。
そして十日間を通して私は今まで我の力で何とかしようと力んでいた事にも気付きました。
神様の無限の愛すら受け取ろうとせず、いつも孤独を感じ、不安と悲しさ、苦しさでいっぱいでした。
でもそんな時も神様は私をずっと愛して下さっており、こうして十日間練成を受けさせて頂く事が
出来たことも全てお導きだったように感じます。
自分はダメだダメだと思って来たのに、今では私も素晴らしい神の子なんだと
悦んで言うことが出来ます。
今までずっと愛されづくしの日々であったことに感謝し、悦びでいっぱいです! |