1561現象に捉われた迷いを本心と誤解していた

4月一般練成会体験感想文

 嫌な事があると逃避してしまう。 些末な事でも積み重なり大事に繋がってしまう。
自分の弱さでお酒に逃げて進退窮まり、破滅に至る等の状態を繰り返してきました。

 また同じ失敗をして、恩ある人に顔向け出来ず、人に迷惑をかけられないと思い、
次には何も手に付かない。 空白が出来てしまったことで次の仕事も当てが無く、
また逃避ばかりの日々を過ごしていました。

 どうにか自分を変えたいと思い、信仰深い叔母の勧めもあり、
久しぶりに練成を受けさせて頂きました。

 初めの頃は理屈で考える事ばかりだったのですが、風邪気味で喉が痛く、
早朝行事の聖経読誦なども読み上げるのが辛かった為に目で追うばかりでした。

 しかし、その時に講話の内容が思い浮び、じっくり考える時間となり、
自分なりの理解が進むようになりました。
連想する事も前向きなものばかりで少しずつ明るい気持ちが高まってきました。
また、理屈でなく、ただそのままを受け入れるように心掛けることで、今まで自覚なしに
心でブロックして、跳ね飛ばしていたものがスッと心に入ってくる気がしました。

 家族や周囲から受けていた愛がある事には気が付いていましたが、
それがどんな気持ちで出ていたのかを想像した途端にどれだけ大きな愛だったのか
初めて知ったのです。

 その後は講話中や就寝前には何度も目頭が熱くなり、涙をこぼす事もありました。
自分の気持ちについても現象に捉われた迷いを本心であると誤解していたのに
今更ながら気が付いたのです。
自分と和解し、なりたい自分に改めて触れ、課題の正体も解りました。

 困難ではありますが、無限力を信じ、これまで出来なかった事は「伸び代」として考えて、
迷ったら神想観で自分に問いかけて行動し、世界を拡げ、変えていくようにしたいと思います。


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