1572鬱を忘れるほどの時間を過ごせた

3月楽しく行ずる練成会体験感想文

 今回参加の切っ掛けは会社での仕事上の悩みが大きくなって精神面での不調をきたしたことでした。
昨年の終わり頃から仕事のペースについてゆけなくなることが多くなり、
同僚、上司の足を引っ張るような状態になりました。

 そのため 「僕なんかいないほうがマシ」 「会社に行っても何の役にも立っていない」
という考えに支配されました。
その結果今年の初めから出社拒否になり、ついに鬱を発症してしまいました。

 最低1ヶ月の加療、休養を要するという診断を受けた事をチャンスと捉え、
宇治の練成に行こうと決断しました。
父も後押ししてくれました。こうして今回、約五年ぶりに宇治に来ることが出来ました。

 鬱が切っ掛けで今回の練成会に参加したわけですが、宇治に来ると
自分が鬱になっている事を忘れるくらいの時間を過ごすことが出来ました。

 神想観や浄心行の時間中には、家族、友人、同僚などあらゆる人達の顔が思い浮びましたが、
どの人もみんな笑顔でした。 その中でも最高の笑顔だったのが父と母でした。

 思えば僕が昨日宇治へ向けて出発する時、両親は揃って笑顔で送り出してくれました。
生長の家では特に 「汝の父母に感謝せよ」 と説いておられます。

 今まで両親に対して十分感謝してなかった事を反省すると同時に
「父と母はどんな時も僕の最大の理解者なのだ」 ということが改めてよく解りました。
この事が今回一番の収穫でした。

 今回の練成で僕は新生しました。
「私は神の子、実相円満、これから毎日あらゆる点で一層よくなる」
この言葉を自分に言い聞かせます。

 今回ご一緒下さった皆さん、本当にありがとうございました。
本日は幸福への出発の日です!


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