会社でのパワハラに苦しみ、悩んだ末に退職しました。
生長の家を長くやっていながら、どうしてこんな事になってしまったのだろうと思いました。
「環境は心の陰」 だから自分に原因があることは百も承知していましたが、
受け入れることが出来ず、自分に対して腹が立ち、また情けなくもありました。
真理で解決していこうと色々やっていましたが、何をやってもいっこうに変わることなく、
環境はびくとも動きませんでした。
もはや私は、どうすれば感謝が出来るのかさえ分からなくなり、
迷路に迷い込んでしまいました。
この際、もう一度一から学び直そうと思い、一月の十日間練成に参加させて頂きました。
初めての十日間練成は本当に何もかもが素晴らしく、
「こんなに生まれ変わることが出来るんだ」 と思いました。
こんなことならもっと早くに十日間行けば良かったと思いましたが、
私にとってはその時が一番良かったのだと思います。
十日間、毎日毎日「行」をしながら、
「現象はナイ、ナイ、ナイ!!実相、実相、実相しかない!!」という講話の連続で、
全ての講話が全身にスー、スーっと入っていきました。
更に、毎日一時間ある長田講師の講話では、今まで私なりに理解していた
生長の家の教えの捉え方を根底から覆されるほど、
「そうだったのか、そうだったのか」 と思いました。
日に日に現象より実相の方を見る目に変わっていき、そのような中で受けた浄心行での
「お父さん、ありがとう、お母さん、ありがとう」という思いが、心の底、お腹の底から溢れてきました。
『感謝』という言葉の意味がようやく解り始めた瞬間でした。
全身の細胞が生まれ変わったような十日間の練成が終わり、
自宅に帰ってからは三正行を続けることを心掛けました。
しかし不安な思いがフワーッと全身を包むような感覚になる時もありました。
そんな時は練成で長田講師にテキストに書いてもらったサインを見ては自分を奮い立たせ、
山口講師に書いてもらったサインを見ては、「大丈夫、大丈夫」 と自分に言い聞かせていました。
また笑いの練習を鏡に向かって、苦笑いの時もありましたが、ちょくちょくしました。
1ヶ月半過ぎた頃、正社員の一般事務職で就職が決まりました。
ハローワークで見つけた会社にスーッと自然に決まりました。この年齢で正社員に採用されて
本当にありがたいです。
十日間練成で変わることが出来た心境を忘れないように、
これからもちょくちょく宇治の練成に参加していきたいと思います。
本当にありがとうございました。
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