1760 夫婦不調和、失職、様々な困難で宇治へ 妻に感謝を表現したい

6月一般練成会感想文

 今回で2回目となる一般練成会に参加した動機は転職をきっかけに
前職で残った有給を使って妻と子へ感謝したいという気持ちでした。

前回の参加は約3年前で長女が2歳の時、夫婦不調和で家庭内はケンカが絶えず、
また不妊治療を行っていましたが、失敗続きでした。
練成会に参加して家族3人で行事に参加したり、笑い合ったり、とても美味しい食事や親切な職員の方々、研修生の方々のお陰で濃い日々を過ごさせて頂き、妻も子供と喜び合えた事を今でも覚えています。

その後、妻の病気や妻の母の怪我、私の失職など様々な困難がありましたが、その度に生長の家の教えや同じ地区の青年会の方々に支えられたりして乗り越え、さらには待望の二人目の神の子さんを授かることが出来るなど変化のあった日々でした。
前回参加した頃よりは、ケンカの回数は減ってはいましたが、
「妻に感謝」と頭では分かっているつもりでも表現出来ないでいました。
妻への感謝を表現したい、そして子供達の喜ばせたいと思ってこの練成会に参加を決めましたが、
家族四人分の準備で苦労した妻は乗り気ではありませんでした。
それでも前回と違うのは言葉の力をかりて妻に「ありがとう」と言えたことでした。
妻からは「取ってつけたように…」と厳しい返しがきて腹が立つことはありましたが、
自分の気持ちが入っていないことを教えて下さっていると苦虫を噛みしめて
「ありがとうございます」という言葉を使いました。

妻への感謝以外でも例えば食堂に入る時、食器を洗う時、お風呂に入る時も感謝の言葉を口にしました。
まだまだ妻から良い返事はもらえていませんが、長田講師が「感謝は深めるもの」という教えのお陰で、
まだまだ自分の感謝を深めよう、相手の顔色をうかがい反応を求めて感謝を言うのではなく、
自分が素直な気持ちで表現しようと思えるようになりました。

また長女が浄心行や感謝行で「お父さんお母さんありがとうございます」と大きな声で言っている姿に感動して自分は良い父親でなければならないし、またそれが出来ていない父親、妻を幸せに出来ていないダメな父親だと思って申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、自分を責めるのはやめよう。
子供は神様が育ててくれると実感し心が楽になりました。

家に帰ってから、自分から先ず感謝を表現していき、明るく笑いの絶えない家庭を作っていきます。
10日間、講師の方々、職員、研修生、そして一緒に参加した方々のお陰で無事終える事が出来ました。
本当にありがとうございます。


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