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私は平成27年12月に手術しました。それは何の前触れもなくまったく突然、“晴天の霹靂(へきれき)”という熟語にピッタリでした。
 毎月の定期的尿検査で異常が見つかり、その場でMRIの検査に入り、
 大病院へその日の内に予約というスピードで、あれよあれよと言っている間に時の流れのベルトコンベアに乗って、9月に検査、そして12月に手術の早さでした。
 癌という病名をもらいましたが、驚きとか心配で心が痛むという事はなく、
 「宇治へ行こう」と心の中で決めて、手術直前に練成に参加して御指導を受けることが出来たのです。
 手術後の治療は、痛みやだるさ等の副作用は全然現れず、主治医から、
 「あなたは何も感じない人だね」と言われて笑って診察して行かれました。
 手術から3年2ヶ月過ぎました現在、内科の診察時に医師からは、
 「難しい手術だったがよく治ったね。あなたはよっぽど強い神仏がついているんだよ」
 とお誉めの言葉を頂き、有難くて感謝するしかないと思っている現在です。
 昨年9月の練成を受講して、長田講師にお目にかかりご挨拶した処、
 「宇治へ来ている間は大丈夫だよ」と一言お声を掛けて頂き、何とも嬉しく思いました。
 そして、「宇治へ行きたい願い」を又実現することが出来たのです。
 宝蔵神社で父の三十三回忌供養に参列出来た事、名前を読み上げられた時、
 何とも言えぬ心が湧き上がりました。
 昨日の先祖供養の時は何と、堀端総務のお声が亡き主人の名を朗々と読んで下さった時、
 涙が流れ出て感激させて頂きました。
 講師の方々の御講話もジンジンと胸に迫り、宇治へ来て良かったと思わずにいられませんでした。
 出発する少し前から血圧の調子が思わしくなくて、とても思案しました。
 聖典の中 
に、一人で考えないで神と共に、という真理の言葉をめにして、
 「そうだ、神の子だ」と勇気を出して参加することが出来ました。
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