1904 親への感謝は人生に欠かせないと、心に染みこんできた

3月一般練成会体験

 今月の初め、認知症の症状が進んで直前の記憶が保てず、
すぐに同じことを繰り返して言うようになっていた母親に対し、父親が暴力をふるってしまいました。
それも母親担当の訪問看護師の目の前で激しくやってしまった為、市の福祉担当者にも情報が伝わり、
その日の夜から、普段デイサービスでお世話になっている施設に保護されることになってしまいました。
それに伴うトラブルや、母親に関わる問題への対応で、
翌日か3三日間仕事を休むことになってしまいました。
ようやく出勤した日、すぐに上司に呼ばれ、事情を説明したところ、
「宇治で10日間練成を受けて来なさい。」と言われ、この一般練成会に参加させられることになりました。

 今回は自己紹介の時間でも、参加動機は詳しく言わずに、
家庭の問題、両親の問題と濁して言っていました。
それは参加されている皆さんの前で言うのも恥ずかしい話しであり、何とかこの練成会の講話を聞いたり、行事に参加する中で、自分自身で答えを出そうと考えたからです。
今思えば、最初から何も隠さずにオープンにしていれば、また違った結果になったかもしれませんが、
得たものというか、思い出したり、再認識したことは沢山ありました。
特にいくつか挙げるなら、一つは実相と現象を分けて観る、考えるということ。
あとは父母への感謝です。
私は小学生から中学生の間、父親から暴力を受けていたので、
父親のことは人間として尊敬もできず、ましてや感謝など絶対に出来ませんでした。
生長の家の御教えに触れて勉強したり、浄心行を受けたりして、知識や感覚として、
親に感謝することが生きていく上で欠かせないことも理解できていたのですが、
心の底から感謝するような心境にまでは今回も至っていない気がします。
ただ今回、練成会の10日間を過ごす内に父親に対する怒りの感情は自然に消えていました。
浄心行や講話の中で度々出される父母への感謝に関する内容がジワジワと効いていると思います。
もう一つ、休憩時間に長田講師に今回の事情を何気なく話してしまい、
結果的に短時間の個人指導のような形になりました。
短時間で沢山のお言葉を頂きましたが、一つ要点として挙げると、
母親への愛情がある故に現状が受け入れきれず、暴力という形になったということです。
父親も苦しんでいること、反省もしているであろうことも理解できましたが、
その先にある懸念材料も教えて下さいました。
本当ならこの練成会中に私の心境がガラッと変わり、家に帰ったら父親が別人のようになっていた、
ということであれば良いのですが、実際のところはわかりません。
また今後、父母との生活をどのようにしていくのか、家族だけでは決められる状況ではなくなっているので不安もありますが、今回ここで教わったことを活かし、毎日神想観を続けながら、父親を含めて現象にとらわれず、生活、仕事ともに対処していきたいと思います。

 あとは父母への感謝に関して小野講師の「愛行こそ我が使命」の講話は、
ご自身の幼少の頃の体験を交えていらして、私に向けてのメッセージのように感じました。
結局は私の父の姿は過去世における私自身の姿でした。
父親は身をもって教えてくれた観世音菩薩でした。また運命は過去世の業、今世の業、高級霊の導きの三つ全てが親に感謝することでクリアされて運命が良くなるという説明はとても明解で、やはり親への感謝は人生に欠かせないものと、心に染みこんできました。

 正直、講話中の居眠りも結構してしまいましたが、この10日間で生長の家の原点に戻り、
普段の仕事と生活で忘れそうになっていた「神の子」を体いっぱいで思い出させて頂きました。
本当に練成初日に宇治に来た時には、この1一、2年で一番体調が悪いくらいで疲れ切っていましたが、
この10日間で回復しました。
すばらしい、沢山のプログラムと、おいしくてボリュームのある朝昼晩の食事のおかげだと感じております。講師の皆様、お世話になりありがとうございました。


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