1993親への罪悪感から一転。親への謝罪と感謝で、自分自身を赦し、自分にも感謝出来ていた

一般練成会感想

今回参加させていただいたのは、うつ病が快方に向かい、
本格的に社会復帰を目指す前に、
宇治の一般練成を受けてみてはどうかと母に勧められたからです。

 練成に来た最初は参加に気乗りしていたワケではなく、
半分以上さぼろうかと考えていました。
それでもなんとか、全てではありませんが多くの講話や行事を受けられました。
これも講師の方々や同じ練成参加者の方々のお陰です。
そして今回の練成では、様々な体験がありました。

 一つは、父母に感謝する際に自分の中に残っていた罪悪感と向き合えました。
それは、自分が曖昧な気持ちで大学に行ったことにより、
多くの学費を両親に負担させた上に、両親が喜ぶ職に就けなかったことです。
うつ病で大学を中退せざるを得ず毎日を両親に対する申し訳なさで苦しんでいました。

そのため今回、思い切って母に胸の内を電話で明かし、
こんな自分のために良くしてくれたことを感謝し、謝罪しました。
すると母は、「過ぎ去って行く過去なのだから大丈夫。
もしどうしても自分を赦すことが出来ないなら、お金や物ではなく行為で返してくれれば良い。
親孝行は重さや量ではないのだから。」と自分を励ましてくれました。

それから浄心行に参加し、自分の悪感情・悪業を燃やし、
胸が軽くなるのを感じました。その後、神想観や感謝行を通して全ての人々に、
今までよりも一層感謝することが出来ました。
その時自分が抱えていた罪を赦し、自分にも感謝出来ていたからです。
まだ全ての罪を赦せたワケではありません。
それは生長の家の教えを体現し、両親家族、ありとあらゆる人に感謝し続けて、
少しずつ消えていくものだと思っています。

今回練成を勧めてくれた母に、ありがとうございます。父よ、ありがとうございます。


宇治練成体験談 トップ


©生長の家宇治別格本山