私は専門学校に通っていたのですが、
中々授業の内容についていくことが出来ず何度も学校を辞めたいと思っていて、
とある映画を見た事がきっかけでその思いが爆発。
号泣しながら母へ電話をかけ、「学校に行くのはもう無理だ」と伝えたところ、
「1度家へ帰ってきなさい」と言われました。
大阪から実家へ帰り、そこで練成会へ誘われ、
元々生長の家を知っていたので、行くことにしました。
しかし、練成1日目。生長の家の行事に関わることも久し振りで、
元々自分の気に入らない事があるとすぐに辞めたり諦めたりする性分もあり、
1日目の夜には、母に「もう嫌だ。次の日の昼には帰らせてくれ」と言いました。
母は、「とりあえず明日も受けてみよう。
もしかしたら気が変わるかも」と言ったので、仕方なくその日は眠りにつきました。
自分で言うのもなんですが、私は自分のことをすごく真面目だと思います。
とりあえず朝の行事には出なければいけないと思い、大拝殿に向かいました。
ここから私は不思議な体験をしました。
なぜか昨日はあんなに「嫌だ、帰りたい」と思っていた気持ちが消えていたのです。
今思い返しても不思議です。本当に嫌な気持ちが一切無くなり、
練成を受けることに対する消極的に考えようとする姿勢は鳴りを潜めました。
それからは、神想観をする時も講話を聴く時も、
嫌だと思う気持ちが現れることは一切ありませんでした。
まだ生長の家の考え、教えに対する理解は十全ではないです。
しかし、自らの身にこのような変化が表れているということは、
ほんの少しでも実相に近づいている証だと思います。
これからは、本当の自分を愛し、周囲を愛することを続けていきたいと思います。
その先には幸せしかないのだと信じます。 |