今回参加させていただいた理由は研修生になるためです。
私は今年の4月の一般練成会から11月始めまでの約半年間研修生をさせていただきました。

あんなに自分が大嫌いで両親からもらった身体を何のためらいもなくカッターで切りまくり、
壁を殴り続けて皮膚がむけて血まみれになり、最終的には首を吊っていました。

真理を学ばせていただいたお陰で自分ではあまり自覚はありませんが、
明るい雰囲気になって、笑顔が増えたと周りの方々から言われるようになりました。

そう言われると、やはり「嬉しい！幸せ！」と思えることの方が多くなってきて、
「研修生になれて幸せだ」と今も感謝の気持ちでいっぱいです。

　１２月のこの練成会後、私は３カ月研修生をする予定でいて、
今回の目的は自分にまだ自信がもてない、取り越し苦労をよくしてしまう、
落ち込んだ時の立ち直り方をどうするか等、
これらで悩むことをもう終わりにする最後の総仕上げです。
悔いの残らないよう自分なりに一生懸命研修に取り組んでいこうと思っています。

　練成会に来て玄関に着いた途端、
謎の不安にかられて胃が痛くなり早速「もう帰りたい」と半泣き状態でした。
しかし職員の方々が「お帰りなさい、待ってたよ！」と笑顔で言ってくださったり、
大祭奉仕で一緒だった方が同じ部屋で、
私のことを覚えていてくださって話しかけていただいたお陰で
「やっぱり戻って来てよかった」と思えました。

　練成中に何度か体調を崩してしまい、講話にも出られないし、
そういう時に限ってある方から心ないことを言われ気持ちが沈み泣いていたら突然
「誰かと話したい」という想いが心の内からわいてきて、そ
の後すぐにOさん親子に出会い、「よかったら話を聞かせてほしい」と言っていただき、
「話したい」という気持ちが神様に届いて出会わせてくださったのだと、
嬉しくてしかたなかったです。

その後Oさん親子とはとても仲良くなり、悩んでいることや、
性格も似ていて話も合い、私が相談等をするとすごく的確な、
そして相手を思いやった愛のあるアドバイスをいただきました。
「この方たちに出会えて本当に良かった。益々幸福であってほしい。」
と言葉では言い表せないほどの嬉しさやら、愛が込み上げてきました。

また、お２人を見ていると母から子への無条件の愛がなんとなくわかるようになり、
浄心行で父母の愛、離婚する時私たち姉妹のことを思うとどれだけ苦しい決断だったか…。
父も私たちの成長を間近で見られない辛さはどれ程だったであろうか、
シングルマザーでバセドウ病になり、それでも私たちのために必死で働き、
家事もしていた母の溢れんばかりの愛、
今まで全く気づこうともせず反抗して酷いことを言ってきたこと、
それでも父母は愛してくれていた。それに初めて気がつきました。

涙が溢れてきてそれと同時に、「今までこんなに愛してくれていたのに、
酷いことをしてしまってごめんなさい！私は今すごく幸せです。
私を産んでくれて本当にありがとう！」と心の底から感謝することができ、
終了後には幸せな気持ちで胸いっぱい満たされていました。

　あと初めて祖父の命日供養祭に参加させていただき、
私のことを心配したまま霊界に旅立ったことをずっと後悔していましたが、
祖父の大好きだったこの宇治別格本山で大好きな祖父のために聖経をあげさせてもらい、
亡くなる数週間前に「生命の實相第七巻を読んだらいいよ。
とてもわかりやすいし絶対今後の人生で役立つから」
とそこから生長の家の御教えに触れることができたことへの
御恩返しができて本当に良かったです。

他にもたくさんの嬉しい体験があり、
こんなに印象深い練成会はなかったし、この時期に今回の練成員の方々と
受けられて本当に神様のお導きってすごいなと実感じました。

今回学んだことは本当にたくさんあって、
講話では御教えを１から聴くことができ「これってこういう事だったのね」と気づくことができ、
また練成員さんと一緒に話して何気ない会話の中にも気づきがたくさんあって、
これを自分なりに少しずつ実践していきます。

あと神想観、祈りの大切さを改めて実感し、神の子を自覚するためにも、
相手の幸福を祈らせていただくためにも毎日、時間がない時は５分でもやります。

今回関わりあった全ての方々、
一人でも欠けていたらこんな素晴らしい練成会にはならなかったと思います。
心から感謝いたします。