1月7日、突然、次男の奥さんから「離婚するかもしれない」と、
涙ながらに電話がありました。私は、次男に「宇治の練成会に行こう」と誘い、
一度は一緒に行く決意をしてくれましたが、「やはり行けない」と、断られました。
「私一人ででも宇治に行く」と、主人に宣言して、
仕事も丁度都合よく11日間休みを頂けました。
主人は、「お前が行っても何の解決にもならん」と言いながらも、
快く見送ってくれました。
息子は、高専を5年間かけ卒業する程頑張り屋で優しい子です。
しかし、学校を卒業すると、1年で仕事を辞め、
別の仕事を探している時に結婚をしました。
その結婚も、次男が自分に自信が持てず仕事を辞め、
結局離婚し、その後突然行方不明になりました。
色々心配をしておりましたが、生長の家をしていた私は、
ひたすら無事を祈り続け、昨年突然「再婚するから」と、手紙が来ました。
何度か電話で胸の内を伝えましたが、
それも次男を追い詰めていたのでしょうか、自分に自信の持てない次男は、
今度も夫婦喧嘩をしてばかりの様でした。
「息子達の子育てが間違っていたのでは」と、自責の念にかられていました。
指導で「自分を責めることは神様を責めているのと同じです。
愛して育てているのですから大丈夫です」との言葉を頂きました。
毎日の講話で、「自分は神の子、まわりも神の子」の真理のお話に少しずつ癒され、
悩みを抱えて来られた練成員の方達と悩みを共有し、
癒されていったのですが、今一つ胸の中に悩みを抱いている私でした。
そこで、19日に榎本講師に自分の今迄の家族の事を全部聞いてもらい、
御指導していただきました。そして、答えは次男にあったのではない、
私にあったのだ、と気付かせていただきました。
長年、御教えを学びながら、全く逆のことをしてきていたのです。
主人を中心にせず、私が中心になっていたのです。
主人の父母も同様で、義母が家の中心にいたので家が栄えるはずがありません。
「ハイ、ニコ、ポン」は聞いていましたが、
頭で分かっていて全く実行していませんでした。
主人にハイ(拝)は真理の法則で、「ハイ、ニコ、ポン」が真理であることを、
ようやく解らせていただきました。
「主人を立てると、おのずと家の中が整って来るのです。
それを見て子供達も自信を持って生きていく様になり、家庭調和、親族調和になります。」
この言葉に、嬉しくて嬉しくて、踊り出しそうでした。
神様はいらっしゃる。仕事も休みがうまく取れ、
主人も快く見送ってくれ、私も宇治に来る決心をさせていただき、
10日間受けないと答えは頂けませんでした。
問題ばかりの長男、次男は、観世音菩薩でした。
これからは先ず、自分を讃嘆し、主人に「ハイ、ニコ、ポン」が出来るよう、頑張ります。
そして、私と同じ様な悩みで苦しんでいる親子さんに、この御教えを伝え、
宇治が解決してくださることを、一人でも多くの方に伝えたいと思います。
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