2043「今を喜ぶ」は幸福を叶える光のコトバ  

一般練成会感想

 社会人になると宇治の一般練成会を全期参加することは難しくなると思い、
最後のチャンスだと意気込み、今回参加させていただきました。

 今回の練成会では「今を喜ぶ」ことの大切さに気付き、そこから、過去から解放され、
心も解放され、「神様にお任せしながら伸び伸びと生きるとはこのことかな…。」
と思え新生活を迎える前に自分の心を整理させていただける貴重な練成会となりました。

 練成会初日、私は過去の終わった事をとても後悔し、
自分を責めていることに気付きました。
そして、そうしたら過去の起きてしまった事を償えるかを考え、
心配し、答えの無い悩みをずっと抱えていたことに気付きました。

 例えば、友達との不調和、私の勘違い等、終わった過去に対して、
もっと良い対応ができたのではないか、どうしたら抱える問題を解決出来るのか、
ずっと悩んでいました。私の中で一番大きく執着し過ぎていた事は、
大学受験で人より長く浪人したのに第一志望の学部へ入学することが叶わなかったことでした。
今の自分があるのは過去のその経験のお陰だと捉えていましたが、
実は過去の出来事を埋め合わせするために、今を必死に生きすぎていたのだと、
未だに、その時の経験を話す時や定期的に思い出して悔し涙を流す自分がいることを、
練成会で客観的に自分を観つめることが出来たため、気付きました。

 では、どうすればこれから過去から解放されるのだろう、
と次に悩み始めました。が、直ぐに答えは見つかりました。
それは「今を喜ぶ」ことです。

榎本講師の講話で、「私たちの姿は今観ているもの、
認めているものが全て顕れているのです。人間は神の子、罪本来なし。
だから今ここから喜んで、人の喜ぶこと、お役に立つこと、
小さな愛を上へ上へ積み重ねてください。過去は消えるのです。」
というお話がとても印象に残り、過去への償いをどうすれば良いのか、
ずっと悩んでいた私は、とても心が解放されました。
「そうか、今喜べば過去はなくなるのだ、というより過去なんて無いんだ。」
と気付き、気持ちが嬉しくなりました。

 そうしたら次に、具体的にどうしたら「今を喜ぶ」
という行為を自分のモノに出来るか考えるようになりました。
その時に、現在研修生の女性が、毎日が嬉しくて魂の喜びを表現する生活を送っていますと、
とってもキラキラとした表情でお話しされていることが印象に残りました。
私も彼女みたいに毎日心の底から喜べる人になりたいと願いが湧いてきました。

 早速、彼女の真似をしようとお話を伺った所、
彼女も元々自分を責めていたそうですが、宇治から家へ帰宅しても毎日欠かさず、
神の子カウンターを使い「ありがとうございます、ありがとうございます。」
と繰り返し唱えたそうです。
すると、気付いたら毎日がありがたくて喜び溢れる日々を送れるようになったそうです。

 その体験を聞いた時に、形からでも良いから喜んでいるふりをすれば良いのだ!
と素直に受け止めることが出来、早速、神の子カウンターを購入し、
時間があれば「ありがとうございます」と唱えるようなりました。

また、喜んでいるフリをするだけで幸福になると思うと、
一番苦手意識のあった「笑いの時間」で笑えるようになりました。
すると、段々とフリから気持ちも喜びで満たされるようになり、
今生かされていることをありがたく感じるようになりました。

 そして、何故か過去に執着していた私は、過去なんてどうでも良くて、
今幸せだったら、今喜んでいたら、唯々それだけで良いのだ―と気持ちが解放されていきました。
すると、何故か親と和解している自分もいました。

私は現象しか見ていなかったことに気付いたのです。
みんな幸せになってほしいと神が願うこの世界で、
肉体を使い神の子を表現しようと両親も生長していたんだなと気付き、
不満な感情が消え、応援の気持ちが生まれてきました。

 唯々、今を喜ぶだけで、過去に縛られない実相を表現する大切さに気付き、
両親への感謝の気持ちが芽生えてきました。

 「今を喜ぶ」ことを形からしていくだけで、
本当に喜びしかない幸せいっぱいの今を造ることが出来ていると実感しているので、
毎日祈ることはもちろん、神の子カウンターで1日100回「ありがとうございます」と唱えます。

そして、今自分があるのは、周りからの多くの祈りのお陰だということを忘れず、
次は自分が愛し与えられる人となれるよう、喜びながら生長していきます。




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