|   今回の宇治の練成会に参加した動機は、何も信じられなくなって、どうしていいか分からなくなったからです。
 
 10日間の練成で、色々な事を考えました。
 先祖供養の時に、亡くなった妹の名前を今までちゃんと知らなかったと反省しました。
 
 自分から家を出ていった母に対して、同情はしていたし憎む気持ちはなかったけれど、
 「母は(私と妹に対して)どんな気持ちでいたのだろう?」と思いました。
 
 「私は他人の素直な行動や言動をずっと嫌って赦せていなかった。
 だから自分の素直な気持ちや行動を自分で認められていなくて苦しかったんじゃないだろうか?」
 と思いました。
 
 父への感謝ができない気持ちが、父を私の中から「消そう、消そう」と思っていたことが、
 私の悩んできたコンプレックスに繋がっていたんじゃないか?と感じたりしました。
 
 研修生の方達や、練成参加の同じ年齢くらいの方達が
 本当に楽しそうに一緒にご飯を食べているのを見て、
 「自分と周りの人の自然な姿を赦して認めて、大切に出来るようになりたい。
 自分のことも周りの人も、大切に思えるようになったら、きっとすごく嬉しい。出来るかな?」
 と思うようになりました。自分に自信を持ちたい、と思いました。
 
 練成が終わって、これからしようと思っていることは、
 自分の素直な気持ちをなるべく大切にすること、時にはそれに従うこと。
 
 また、亡くなった妹と祖父のお仏壇をキレイにすること。
 掃除や花やお菓子を取り替えたりするのも、
 「家族なんだな」という思いを持ってすることです。
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