日頃はオンライン配信、ありがとうございます。
気づき、喜び、感動を、日々頂いています。
おかげ様で、息子も私も家族皆、元気に過ごしております。
3年前の今頃は、息子は入院していました。
生きる希望を失くし、失踪。興信所に見つけてもらいましたが、
警察の要請により、精神科を受診し入院へと。
希望を失うことの要因は、色々とありました。持病(てんかん)、
学校中退、家業を継ぐことへの不安等。
それに加えて、友人達の結婚がありました。
順当に学校を卒業し、順当に就職し、順当に結婚していく友人達。
それに比べて自分は…と思い、劣等感の塊になってしまっていたのでした。
あれから3年。宇治で研修生をさせていただき、家にもどり、
家業の会社で仕事をする毎日。
現象的には、たまに「あらっ」と思う事もありますが、元気に働き、
家族で一緒に食卓を囲める幸せを味わっています。
先週のことです。息子の幼馴染でもあり、親友の結婚式がありました。
息子は友人代表のスピーチを頼まれ、緊張の中、
一生懸命考えていったスピーチを無事披露することができました。
出席していた友人達も、「良かったよ」と言ってくれ、
自分も良い結婚式だったと言って帰って来ました。
夕方、新郎のお母さんが、花をいっぱい抱えて訪ねてくれました。
「今日はM君に心温まるスピーチを頂き、ありがとうございました。
お礼をと思っていたのですが、バタバタしてしまって。
結婚式の花で失礼かと思いましたが」
とたくさんのお花とお礼を持ってきてくれたのでした。
有難くて、有難くて、涙が出ました。
息子は今、友人の幸せを祝福できるようになっていたのでした。
これも、宇治の講師の方々を始めとする、宇治の皆様のおかげでございます。
心より感謝申し上げます。
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