2137,研修生体験感想文

研修生体験感想文

私は、生長の家を信仰する家庭に生まれました。
小さい頃、姉と喧嘩をして辛かったこと怖かったことがよくあり、
人間関係において自分の気持ちを抑え、思うように表現できずにいました。
そして人はなぜ生きるのかを考えることがありました。

 社会人となり生長の家からは離れていき、
外に幸せがあると思っていたので、物質ばかりを追い求め、
幸せになれない自分がいました。

そんな時、新型コロナウイルス感染が拡大、会
社が倒産し日常生活が大きく変わりました。

 その年の9月、九州地方で台風の接近に対し、
総裁谷口雅宣先生のご提案で讃歌リレー読誦が行われた時、
母が一緒に讃歌を読もうと勧めてくれ、
初めて『自然と人間の大調和を観ずる祈り』、『大自然讃歌』を読みました。

今まで個々別々と思っていた自然が自分の生命と一体であることが、
スッと心に染みました。私たちの生活に問題があり自然界を壊していること、
利己主義ではいけないことを感じ神様への大調和した世界を現していくことが
大切であることを教えられ、感動しました。 

それから生長の家の教えをもっと学びたいと思い、
聖経、聖典を読むようになりました。
母と共にネット配信による宇治別格本山の早朝行事、先祖供養も始めました。
そして真理研鑽をしたいと思い3ヶ月間研修生とならせていただき、
じっくり自分と向き合うことができました。

今までは父母に対して、いつも縛られていると感じていましたが、
心配や迷惑をかけたくなかったため自分の気持ちは抑えていました。
講師は、父母への感謝の大切さを熱心にお話しくださり
「『親に迷惑もかけてないし、父母に感謝しているので大丈夫ですっ』
と言っている人が意外と感謝していないんだよ」と話され、
まさしくそれは自分だと思いました。

また「肉体の父母を見るのではなく生命の父母に感謝するんですよ」と教えられ
「愛されている、喜ばれている、祝福されていると何度も言ってくださいね」
とご指導いただきました。
感謝しているつもりが心の中では、愛されていない、
寂しかった思いがあり、父母の愛を受け取れていなかった自分だったと気づき、
本当は愛してくれていた父母だったと、感謝出来るようになりました。

研修生活を通して、幸せは外にあるのではなく自分の内にあり、
完全円満の神の子だったと目覚めることができました。

そして与えられた今、神の子の自覚を深め、
神の子の自分を表現することが本当の悦びなのだと分かり、
本当の生きる意味を教えていただきました。

この素晴らしい機会をいただき、ご指導くださいました講師の方々、
お世話くださいました皆様、本当にありがとうございました。


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