2310,講話体験感想文

12月講話体験感想文

今年最後の大浄心のための「一日講話」に参加し、
浄心行を受けさせていただきました。

いつもご指導いただいております講師の方々の
「人間神の子」の真理を、色々の方向から熱心に
教えていただき有難うございます。

自分一人の力で生きているのではない。
両親→祖父母→ご先祖→神の生命に繋がって今ここに生きている。
私達は自分の魂の生長のために、
最も早く容易で適切な環境の両親を
自ら選んで生まれてきたという話を聴きました。

私の父は酒飲みで、母は身体が弱く、具合が悪いとよく寝ていました。
ある時、「奥さん病気ばかりしておられるのなら、この本読んだらいいわ」
と勧められて、父が『生長の家』誌をもらってきました。
母は「本を読んで病気が治るのなら医者はいらん」と言っていながら、
毎月来る『生長の家』誌を読んでいたようです。

しばらく経って母は「家庭問題を解決しなければ帰らない」と、
強い決意で飛田給の練成会を受けました。
そして、数々の体験を頂いて帰ってからは、
生長の家の教えを真剣に学ぶようになりました。
講話を聴いてきては、夕食の時に私達子供に話してくれました。

私が12才くらいの頃だったと思います。
私は『甘露の法雨』の中の 「父母に感謝し得(え)ない者は神の心にかなわぬ」
の言葉が心に引っ掛かり、
“そうであれば、私はだめだ”と前に進めない気持ちになったものです。

でも生長の家をずっと続けているうちに、
酒飲みだった父も身体が弱かった母も、
私の魂を高めてくださる観世音菩薩だったと、
心の底から感謝することが出来ました。

経済的にも何不自由なくやさしいだけの両親だったら、
生長の家に触れても深く真理を学べなかったと思います。
あの反面教師のような父母であったればこそ、
真理を求めて深く学ばせていただけたのだと思います。

色々な体験を通して後期高齢者になり、
想像もしていなかったこんなに幸せで心豊かな老後の世界に今、
住まわせていただいて感謝、感謝です。
もっともっと悦んで、その悦びが神様に届く生活をさせていただきます。

宇治の講師の方々、職員の皆様、有難うございます。
来年もよろしくお願いいたします。



宇治練成体験談 トップ


©生長の家宇治別格本山