私は半世紀の長い間華道を学び、
山野の草木の美しさを表現すべく、
華道教室をしております。
7人の生徒さんと楽しくお勉強しております。
また生命保険の代理店として、
25年くらいお客さんに喜んでいただく仕事をしております。
ところがここ数年間、何だか気力がわかず、
行動もゆっくりで、
お腹もじくじくして元気が出ず、困っていました。
宇治別格本山で「一日講話」が開かれることを
ネットで知り、早速申し込みました。
清水講師が身体一杯で表現しながら
「神の子の父母から生まれた!光から生まれた!
幼子のように、神の子赤ちゃんになって、
いのちの喜びを表現しよう!」と言われ、
そのことばに感動しました。
その空気に包まれて涙がいっぱい出ました。
榎本講師は「神のみ善のみが実在。悪いものが現れたら、
消えていくからほっておいて善いところを観つめ、褒め、
小さなことを大きく喜ぶ習慣を身につけ、本物の心を観つめよう」と。
私はとかく心配性で、すぐ寂しくなります。
これを聴き、涙がぽろぽろ流れて自分を忘れていました。
岡田浩二講師の講話は「“私は素晴らしい神の子”と信じて、感謝しよう」
「認めたものが現れる世界」を強調されました。
最後の感謝誦行では、故郷の家が眼前に現れ、
優しかった父母、祖父母を思い出して涙でいっぱいになり、
心が洗われました。
諸先生方の講話に私の身体は来た時よりだんだん軽くなり、
嬉しくなり、希望が湧いてきました。
帰りも、休日で大勢の人でごった返す交通機関にも拘らず、
すいすいと順調に家路につけました。
道場のお食事もとても美味しく、
宇治別格本山は私の心のふるさとであり、
実家へ行くような懐かしさを今回も味わわせていただきました。
また行かせていただきます。 |