2469,練成体験感想文

5月献労

いつもお世話になっている練成道場の掃除、
また宇治の白山神社の清掃をさせていただきたく、
参加させていただきました。

神社には天候の都合で行けませんでしたが、
代わりにお茶摘みをさせていただき、
献労と言うには申し訳ないようなエンタメを
体験させていただきました。
そこでは「茶摘み」というのは名ばかりで、
実際には茶葉は「しごき取る」のだということを知りました。

2日目に本格的な献労をしましたが、
はじめる前に岡田浩二講師が
「献労は神の子が行うもので、神霊に導かれて行うものです」
と教えてくださったおかげで作業の間中、
「私ではなく神がやっている、神がやっている」
と思いながら作業をすることができました。

幽斎殿の外回り拭きの献労では若い女性の方が
水にしっかり濡らしたぞうきんを何度も届けてくださり、
とても作業がやりやすく小さな心遣いがこんなにも嬉しいものか、
と思いました。

また、私が他の皆さんよりスピードが遅くても
「神霊に導かれているから大丈夫、自分のペースでいいんだ」
と思えて、とても心穏やかに献労を行うことができました。

白山神社では「自然体験と俳句作り」が
予定されていたということで、
決意発表の代わりと言っては何ですが、俳句を作ってみました。

新緑が袋にあふる宇治の山

おしゃべりが茶摘みに彩(いろ)添え時忘る

ホトトギス山冴え渡り心澄む

拝殿も我も浄まり夏迎う

拭きに拭き真白き欄干緑映ゆ

 

 


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